小児科病棟の王子様

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白濱亜嵐side




「涼太、今日は玲於先生とお話しようか！」





涼「え、でも、がっこう…ﾋﾟｸｯﾋﾟｸｯ」





玲「最近、来てくれる人少なくてさぁ〜」





涼「あっ、れお君！！」





「玲於、来てくれたんだ」





玲「涼太がなかなか来てくれないからね笑」





涼「れお君、さみしいの？笑」





玲「寂しくて、何が悪いんだよ〜笑」





涼「しょうがないなぁ〜！

じゃあ、いっしょにお話しよう！」






玲「おう！」





「じゃあ、玲於。後は頼んだ！」




玲「うん」






俺は、涼太の病室から出て学校へ行った





友「あいつ、今日休みだって〜」




友「怖くなったのかな？笑」




友「どうせ、泣いてて先生に抱っこされてるよ笑」




友「また可愛がられてるのかよ」




友「もう、病室行っちゃう？」






「それはできないよ」





友「しら、はま…先生」





「君たち、涼太に何かした？」





友「いや、俺達は何も…」





「今言えば、許してあげる」





友「涼太が、いつも勉強できて…

何でもわかっちゃうから、、」





「それが悔しくて、いじめたの、、？」





友「うん」






「どんな理由があっても、人の事

いじめちゃダメだよね？」






友「うん、、」





「今度、涼太が学校に来たら

ちゃんと謝って仲良くできる？」






友「できる」





「じゃあ、許す。また涼太と仲良くしてあげて？」





友「わかった！！」





「じゃあ、授業頑張ってね！」






友「はーい！！」





なるほどね、涼太


お前、そういう大事な事は


早く言えっつうの。。



まったくもう笑笑





ｶﾞﾗｶﾞﾗ





玲「しー」





「あ、了解。玲於少し良い？」





玲「うん」





病室の外に玲於を呼んだ





「涼太のストレスの原因が」





玲「いじめ。でしょ？」





「え、あ、うん。涼太、言ったの？」






玲「うん。途中で泣きだしてさ」






玲「れお君助けてだって。進歩したよね」





「本当だよ。珍しい」





玲「よっぽど、辛かったんじゃない？」






「そうだね」





玲「俺が、暫く病室通ってケアするけど

多分、亜嵐君が話せば普通に戻ると思うよ」





「さすが玲於。ありがとう」





玲「いやいや」





「いじめてた子達も、怒っておいたから

大丈夫だと思う」






玲「ん。じゃ、また学校行けるね」






「だといいね」

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