小児科病棟の王子様

暗所恐怖症 ページ17

亜嵐side




今日から、小児科に新しい先生が来る







臣「皆、おはよう」






医ナ「おはようございます」







臣「今日からこの病院に来た

結城理一先生です」







結「結城理一です

よろしくお願いします」







臣「じゃあ、亜嵐と一緒に

行動してください」






「よろしくお願いします」






結「よろしく」






臣「じゃあ、解散」






……





結「白濱先生は

外来患者を見るんですか？」







「いえ、入院患者も見ますよ」








結「そうですか

一週間たったら、片寄涼太君を

見るように言われたので

気になりまして」







「涼太ですか？」








結「はい。何か問題でも？」







「あ、いや、小児科で1番難しい

子供が涼太だったので

びっくりしただけです」







結「そのような患者は

沢山見てきたので大丈夫ですよ

慣れました」








「頼もしいです」






ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ




「涼太、朝だぞ〜起きてるかー？」







涼「あ、あらんせんせぇ！」






「おはよう、今日は元気だな！」






涼「りょうた自分で起きれたの！」






「すごいなぁ！偉いぞ！」






涼「うん！」






「あ、涼太。新しい先生だよ！」






結「結城理一です

よろしくね、涼太君」






涼「…よろしくお願いします」






人見知り発動してるけど

大丈夫かな？…






「じゃあ、お熱も

無さそうだから先生行くね！」








涼「うん！」








それから一週間…








「じゃあ、涼太の担当医は

結城先生になるから」







涼「あらんせんせぇは？」







「俺は、この病院にいるから

いつでも会えるよ！」








涼「いやだぁ！(泣)」







「涼太、泣かないの。

ちゃんと結城先生の

言うこと聞くんだぞ？」








涼「…やだぁ！(泣)」








「ナースステーション

来たら会えるから

何かあったらおいでね」







涼「ぅぅ…ﾋｯｸﾋｯｸ」






ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ






結「涼太君、おはよう

今日から君の担当医に

なるからよろしくね」






「涼太、結城先生に

よろしくお願いしますは？」






結「白濱先生、あとは

俺がやるので大丈夫ですよ」







「…よろしくお願いします

涼太、またね」







最後まで、泣いてたけど


大丈夫かな…

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