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｢ここ！ぼくが行きたかったカフェやん！｣
福本｢今日連れてこよーて思っててん、嬉しい？｣
｢さいこーに嬉しい！たいせーありがとう！｣
Aが行きたがってカフェに行って
｢ここ縁結びの神社なんやって〜！｣
福本｢知っとるよ、俺が連れてきたんやけ笑｣
｢あ、そっか笑｣
縁結びの神社に行って、もちろん願うことはひとつだけやけど。
．
楽しい時間はあっという間で、気づいたら外は真っ暗。
｢もうこんな時間かあ、｣
狭い車内でぐーっと背伸びをするAを見て
あかん、帰したくない、ずっと一緒におりたい。
本能的にそう思って、
福本｢なぁ今日俺ん家泊まらん？｣
俺今すっごい余裕ない顔してんやろうなぁ、
俺の言葉を聞いたAはぴくっと肩を揺らして
少し熱を孕んだ目で俺をみつめる。
いつものかわいいきゅるきゅるした目やなくて、
俺だけが見れれるこの目がたまらなく好きで。
｢…たいせーんち？｣
福本｢あかん？今日は手ださへんから｣
｢手、出さんの？｣
福本｢なあに、してほしいの？Aくんは｣
｢ぁ、もう、くんづけやめてや、ドキッとするけ、｣
真っ赤な顔のAが愛おしくて、かわいくて。
福本｢明日朝早いから、今日はちゅーだけな？｣
｢わ、わかっとるわ！あほ！｣
福本｢ふはっかわい〜！よっしゃならはよ帰ろ！｣
｢久しぶりのデートからのお泊まり〜！やったあ〜！｣
そうころっと表情変えるとこも、全部俺だけのものにしたい。
そういつかちゃんと気持ちを伝えれるまで
今はまだ、ずるいけどこの関係でおらせてな。
．
久しぶりのオフは fin．
続く
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作者名：さばみそ | 作成日時：2024年1月14日 2時
