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「俺、誕生!」 25話 ページ40

ゼロライナーの扉が開いて現れた人物に良太郎が目を見開く


「僕…?」


ふふん、ともう1人の良太郎がタラップを降りる
よく見たら髪に青いメッシュが入って、眼鏡を掛けているからウラタロスが憑いてるのだと分かった


ウラタロスの次には黄色の着物を羽織った良太郎が降りてきた
金色のメッシュが揺れて、キンタロスが憑いていた


その次にはキャップを被った良太郎だった
これはリュウタロスだった


3人の良太郎が良太郎の元に駆け寄る
普通じゃありえない光景に軽く目眩がした


「あっちこっちの時間から野上を集めて、イマジンに憑いてもらった訳だ。面倒だったぜ」


そう言われてつい先日の病院での出来事を思い出した
侑斗とイマジンを追いかけていた最中にデネブに引きずりこまれたり、夜中に連れ出されたりしたのは、全部この為だった


「何だか妙な感じだけど、悪くないね」


そう言って良太郎の青い目が光った


「面白いよねこれ!」


「ほな行こか!」


キンタロスがそう言うと一斉にベルトを取り出した


「「「変身」」」


良太郎達が一斉にベルトにパスをかざした
様々な変身音が流れ、それぞれ変身していく


『良太郎!ボサっとすんな!真打行こうぜ!』


モモタロスが準備運動から帰ってきて、良太郎の中に入る


それを見届けて良太郎もベルトを腰に巻き付け、パスを取り出した


「変身!」


パスを翳すと、黒いフォームから真っ赤なソードフォームに姿を変えていく


そして4人の電王とゼロノスが揃った


「へへっ俺、参上!」


「お前、僕に釣られてみる?」


「俺の強さにお前が泣いた!」


「お前倒すけど良いよね!答えは聞いてない!」


「今日は全員纏めてクライマックスだぜェ!」


電王らが各自の武器を構えて牙王達の前に立ちはだかった


牙王はちらりとAを見ると、Aはデネブに抱き起こされてゼロライナーに連れて行かれていた


何もかもが想定通りに行かないことに牙王は心底イラつき舌打ちをした


「馬鹿の揃い踏みだな。いいぜ、全員まとめて食ってやる」


「上等だ!食えるもんなら食ってみな!行くぜ行くぜ行くぜ!」


モモタロスが先陣を切って走り出すと同時に牙王の配下のイマジンが切りかかる


そのイマジンをウラタロス達が抑え、モモタロスは一直線に牙王に向かっていった


牙王は仮面の中でニヤリと笑うとガオウガッシャーを構えた

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フォンフォン(プロフ) - 萌笑さん» そう言ってくださると嬉しいです!ありがとうございます! (2018年9月17日 16時) (レス) id: 0273cd81dc (このIDを非表示/違反報告)
萌笑(プロフ) - この小説めちゃくちゃ大好きです!これからも頑張って下さい! (2018年9月17日 10時) (レス) id: b383e375e0 (このIDを非表示/違反報告)
鮭のマリネ(プロフ) - 廉火@こたぬき志麻リスさん» 貴重な感想をありがとうございます!夢主をいかに割り込ませるかで結構悩んで無理矢理な感じになりましたが、気に入って頂けて安心しました。電王、いいですよね。電王の魅力を無くさないように書いていきますので、これからもこの小説をよろしくお願いします! (2018年9月7日 10時) (レス) id: 0273cd81dc (このIDを非表示/違反報告)
廉火@こたぬき志麻リス(プロフ) - 初コメ失礼します! 最近、電王を見直し始めまして再熱しておりますところ、この物語を見つけました。やっぱり、電王はいいですね(唐突) 文章等も惹き込まれる文章で、何より、夢主ちゃんの存在がいい(真顔) これからも楽しみにしております! (2018年9月6日 23時) (レス) id: 7e3ffaecdb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フォンフォン | 作成日時:2018年9月1日 11時

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