｢ジェラシー・ボンバー｣ 1話 ページ20
今日も今日とて美しい愛理さんを眺めてたらボンバーマン(仮)がきました。じぇじぇじぇ。
AAです。
ボンバーマン(仮)は良太郎を探しにここまでチャリできたみたいだ。
片手にノコギリ持って。
(この際、この男の人はボンバーマンとよぶことにしよう。髪型がボンバーしてるから。)
ノコギリを愛理さんに突きつけるも、首を傾げる愛理さんにイラついた様子のボンバーマンに内心ひやひやした。
ボンバーマンはノコギリを突きつけたまま愛理さんに良太郎に呼び出すように指示した。
愛理さんは良太郎が何かやらかしたと思い、良太郎に電話をかけた。
良太郎に電話が繋がって話している間、ボンバーマンはうろちょろする愛理さんにくっついて電話の内容を聞き取ろうとしていた。
ちょっとキモイ。
｢とにかく、早く帰ってきてちょうだい。いいわね？｣
愛理さんは強めの口調で有無を言わさず電話を切ると、ボンバーマンに良太郎がなにかしたのかと聞いた。
私も気になる。
すると、空気の読めない三浦が入ってきて、ボンバーマンが倒した自転車につまづいて、愛想笑いする三浦さんにさらにイライラするボンバーマン。
｢由美ぃ…｣
そう憎い相手を思うように出された名前は誰のだったのだろうか。
私にはわからない。
─────────────────────
ボンバーマン(ちなみに本名は大林智也)がジッポーのライターの蓋をカチカチしていると、良太郎が帰ってきた。
｢おかえり良ちゃん。こちら大林智也さん。ずっと良ちゃんを待ってたのよ。｣
と紹介している間、ボンバーマンは良太郎に詰め寄って良太郎の胸に何かをおしつけた。
それは良太郎の身分証明書だった。
それを返すだけにノコギリ持ってきたの？
と思っているとボンバーマンがなにやら良太郎に怒鳴りつけている。
｢これはなァ！由美の家の前で拾ったんだよ！｣
｢え？由美さん？｣
｢お前が…その…朝帰りした時に…｣
どうやら良太郎はその由美さんの家にいて、そこから帰ろうとした時に階段を転げ落ちて、身分証明書が入った手帳を落としたそうだ。
ていうか、由美さんて誰？
良太郎の彼女？
朝帰りって…そういうことなの？
良太郎が思い出したように声を上げると、ボンバーマンが良太郎の胸ぐら掴んで良太郎を殴った。
良太郎、あんたどんだけ不幸なの。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わー(プロフ) - 了解です！ありがとうございます！ (2018年12月27日 22時) (
レス) id: 8cf7868275 (このIDを非表示/違反報告)
フォンフォン(プロフ) - わーさん» もしモモタロスオチの小説をお求めでしたら、リンク先の短編小説の方に置いてありますのでそちらをご覧下さい。長くなりましたが、これからもよろしくお願いします！ (2018年12月27日 21時) (レス) id: 0273cd81dc (このIDを非表示/違反報告)
フォンフォン(プロフ) - わーさん» コメントありがとうございます！大変申し訳ございませんが、オチのリクエストは受け付けていません。オチは未定とありますが、物語の流れ的にはオチはないです。誤解を招くような表現をしてすいません… (2018年12月27日 21時) (レス) id: 0273cd81dc (このIDを非表示/違反報告)
わー(プロフ) - オチはモモタロスでお願いします！ (2018年12月27日 19時) (レス) id: 8cf7868275 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：フォンフォン | 作成日時：2018年8月19日 21時
