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リフトに乗って、お花畑を回って脱出ゲームもした。午前中にかなりのペースで歩いたり頭を使ってヘトヘトになったので一旦ご飯を食べる事にした。
｢矢花くん何食べるの？｣
｢俺は、麺かな〜ラーメン食べたい｣
｢ラーメンある？｣
｢無いの！？え！無い･･････？うそ･･････。じゃあうどん食べる･･････｣
｢ふふふ、可愛いね｣
｢そんなかわいそうはかわいいみたいな･･････｣
敬語が抜けて話しやすくなった分矢花くんがラフに突っ込んでくれている気がする。馴染むのが得意と言っていたのも分かる、聞き上手な矢花くんに凄く話しやすい。
｢敬語大分抜けてきたね｣
｢最初ごっちゃごちゃになってたからね｣
｢より仲良くなれた感じがして嬉しいかも｣
前でうどんを啜っている矢花くんは私と目が合うと、首を傾げて不思議そうな顔をしている。なんなの、わんちゃんみたいな顔をして。遊んでいて分かったけどこの人一挙一動が可愛い。リフトで足をパタパタさせたり、ご飯が美味しい時は口に手を当てて驚いていたり。
｢矢花くんあざといなあ｣
｢俺あざとい？初めて言われたよ？｣
｢２回目に会った時も思ってたんだよね、行動が一々可愛い･･････無意識故に出る可愛さみたいな｣
私の言葉に矢花くんはうどんを食べる手を止めてうーんと口ごもる。自分の過去の行いでも見返してるんだろうか。黙考した後彼はうどんの皿を見つめたまま、ポツリと口を開いた。
｢それは小瀬さんも｣
｢え？｣
今なんと言ったんだろうか。聞き返したかったけれど自惚れてるみたいで聞にくいし、そうだった場合どう返せばいいのか分からない。話の流れ的に、私の行動も可愛いって矢花くんは思ってる。ってことで合ってるよね？
うどんに穴が空いちゃうんじゃないかと心配になるぐらい見つめ続けた矢花くんは、ハッと顔を上げて焦点を合わせるように瞬きを数回。
｢今俺声に出てた？｣
｢めっちゃ聞こえてたよ･･････｣
｢はぇ｣
慌てて水を飲む矢花くん。目を閉じて水だけに神経を注いでるのがまた愛らしくて。今のは心の声のつもりだったの。ていうか私の行動が可愛いってどういう事なの、何を見て可愛いと思ったの。間断なく問い詰めたい事が出てくるが、矢花くんの顔がトマトぐらいに真っ赤だったのでとりあえず辞めておいた。
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しあわせならあくしゅしよ(プロフ) - ☆さん» （ ; ; ）ありがとうございます！お待たせしてしま申し訳ないです、書く気力がじわじわ戻りつつあるので最後まで楽しんでいただければと思います･･････‼️ (11月1日 19時) (
レス) id: 8632b5f5bd (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - すごく好きなお話です！更新楽しみにしてます💖 (10月30日 2時) (レス) id: 576c521bf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみ | 作成日時：2023年7月23日 21時
