No.5 ページ6
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梅原くんとデートしたのは1回だけ。
夏祭り。
梅原くんから誘われた、確か。
電話だったかな。
梅「来週お祭りがあるんだけど、一緒に行かない？」
受験勉強に疲れていた私は、
いい気分転換になるだろうと思い、承諾した。
当日、駅前6時に。
そう付け加えられて、じゃあね、
って言われて切られた。
たった3分の電話。
浴衣を着て行った。
もちろん梅原くんも。
素直に似合ってると思った。
梅「手、繋いでいいかな？」
貴「うん」
梅原くんがそういって恥ずかしそうに手を差し伸べたので、つられて私も恥ずかしくなった。
夏祭りのせいだ。
綿飴を半分こしたり、
射的で景品を取ってくれたり、
凄く楽しかった。
花火が始まる前に、
梅原くんの家に寄った。
梅原くんの家の方が良く見えるらしい。
その通りかもしれない。
毎年あの祭にいってるけど、
今年が1番綺麗に見えてる。
貴「梅原くんと見れてよかった。ありがとう。」
なんてさらっと嘘が言えた、
ありがとうは本音。
梅原くんに一切気持ちはない。
なのに、梅原くんから目が離せない。
少し、胸が痛いと思った。
すると、急に優しい笑顔になって、
梅「A、好きだよ。」
花火を背に、
唇が重なった。
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タイトルのフラグまだ回収出来ない…！
今からキャラ崩壊するんです！！
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えちあーと@更新遅刻(プロフ) - Twitterフォローさせていただきました！(えちあーとというものです！)このお話すごく面白くて大好きです！続きが凄い気になります！これからも更新頑張ってください！ (2018年1月16日 21時) (
レス) id: 33e26ecc09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うた | 作成日時：2017年12月12日 19時
