好きって言わせたい【梅原裕一郎】

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西山「追加注文してくる、奢ってね♥」

貴方「何言ってんだ」

西山「協力するんだもん、当たり前だよー」


そんなぼのぼの言われても…まぁ奢るけど


西山「僕にいい考えがある」


そう言い残して買いに行った

え、西山怖いぞ


ボーッと青い鳥を見て、エゴサ始めるけど

私と梅ちゃんが付き合ってるなんて噂、1ミリたりとも出てない

すごい、天才か！


えーあれから5年経つのな

早かったなぁ5年


まぁ告白したのも私だし、そりゃあ梅ちゃんがそういう言葉言わないのも分かる

彼がそういう事言いたくない人だってのも知ってる


だけど、ちょっとだけ不安になっちゃうじゃん



西山「おまたせ！」

貴方「……おう、え？！」


さっきさ、ハンバーガーセット食べてたじゃん

私の目の前に見えるよ、

ハンバーガーセットが


貴方「あんたの胃袋どうなってんの？」

西山「これからの腹ごしらえだよ〜」


西山「耳貸して」



ごにょごにょ……

いや、耳元で話さなくてもいいと思うんだよね


貴方「何それ、めっちゃいい考えじゃん」

西山「でしょ？」


貴方「のった！」



これなら絶対好きって言ってくれる！

好きって言わせてやる！！




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