私に構わないでください！【梅原裕一郎】 (ページ10)

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10話ページ10

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12月

寒くて寒くて仕方がない

うちのスーパーでもクリスマスケーキの予約が溢れかえってる

クリスマスはシフト入るかぁ～～

と思っていた

ピコンと携帯がなった

梅原『お疲れさまです』

何、業務連絡？

また、ピコンと携帯がなる

梅原『25日はバイトですか？』

25日？クリス…マス？

まだバイトは入れてないし、開けることも可能だけど

貴方『お疲れさまです。
25日は特に何もないです』

梅原『じゃあ、ちょっと見せたいものがあるので』

見せたいものとは

てか、25日はクリスマスですが！！！

この男にはクリスマスもクソもないのか？？

貴方「う、なんって返すのが妥当なんだろう」

先生の生徒とか、学校の先生とか見られたらやばいのでは？？

梅原『車、出すので』

あの男
何を考えている？

クリスマスというのは家族か恋人と過ごすのが妥当なのでは？

私と先生は、友人でもなければそれ以外でもない

こういう時の返事はどうすればいいのだろうか

貴方『少し考えます』

キャパオーバーしそうだから、しばらく考えさせてくれ。

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