カレカノごっこ10【梅原裕一郎】

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裕一郎くんと腕を組んで並んでバージンロードを歩き協会を出ると参列者の皆が出迎えてくれてフラワーシャワーを浴びながら一歩ずつ前に進んだ







西山「おめでとう！」

江口「おめでとー！」

花江「おめでと！」

貴方「皆…ありがとう！」








拍手をしながら皆何度も祝福の言葉をくれた
涙もろい宏ちゃんは何故か私よりも泣いていて少しだけ笑ってしまった
一人一人と目を合わせながら歩くと壮馬くんと目が合い優しく笑ってくれた








斉藤「おめでとう。綺麗だよ」

貴方「ありがとう！」

斉藤「梅ちゃんが嫌になったらいつでも俺の所においでね」

梅原「おい」

斉藤「なんてね、半分冗談」

梅原「半分だけかよ」







そんな2人のやり取りに苦笑いをしつつブーケトスの位置に着いた
未婚の女性陣に集まってもらい合図を送った








貴方「いきますよ！」

「「「はーい！」」」






背中を見せて皆の位置まで届くように思い切り投げた
振り返って確認するとブーケを持っていたのは…







佐倉「やった〜！！」

貴方「あやねるちゃん！」








受け取ってくれたのはあやねるちゃんでガッツポーズをしていた
素敵な人が見つかるといいな〜！







佐倉「いい人捕まえるね！」

貴方「あやねるちゃんならきっとすぐ見つかるよ！」

佐倉「欲を言えば相手はヒツジちゃんが良かったんだけどね〜」

貴方「えっ、わたし？」

佐倉「まあでもヒツジちゃんにはあの目つきの悪い人がお似合いだから身を引くとするよ。ほら睨んでる」

貴方「ははは…笑」







裕一郎くんを見るとあやねるちゃんをあからさまに睨んでいた
もう…笑 同性なんだしそんなに警戒しなくても…笑
あいかわらず嫉妬深いんだから笑
そういう所も好きなんだけどね。








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