カレカノごっこ10【梅原裕一郎】

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それからあっという間に年が明け私も裕一郎くんも結婚式の準備で大忙しだった
式の日まであと2週間程。なんだか緊張してきたな …笑


そして今日は例のドレスが出来上がったという連絡があって裕一郎くんと一緒に試着をしにやって来ました！







梅原「どんな感じに仕上がってるか楽しみだな」

貴方「うん！ドキドキしてきた…！」







裕一郎くんと2人で考えたデザイン、世界に一つだけのドレスだ。
きっと綺麗に仕上がってるだろうな〜…


目的地につくと今回デザインを担当してくれた裕一郎くんのお姉さんのお知り合いが部屋まで案内してくれた
部屋に入るとすぐにドレスが目に入ってあまりの美しさに目を輝かせた







貴方「わぁ…！」

「私の自信作です！といってもデザインされたものを作っただけですが…笑 気に入って貰えましたか？」

貴方「はい！とっても！綺麗…」

「早速試着してみましょうか！」

貴方「はいっ」








裕一郎くんにアイコンタクトを送り試着室へ向かった
スタッフさんに手伝って貰いながらドレスを身にまとい鏡に映る自分を見ては鼓動が高まった

試着室を出ると気づいた裕一郎くんと目が合い少しだけ照れくさくて誤魔化すように笑った







貴方「ど、どうかな？」

梅原「…」

貴方「裕一郎くん？…もしかして似合ってない？」

梅原「いや…」







私を見つめたまま無言で立ち尽くす裕一郎くんに似合ってないのかと思いシュンとすると口元を押さえて少しだけ顔を赤らめた







梅原「似合いすぎてやばい…」

貴方「！ほ、ほんと？」

梅原「ほんと。超似合ってる」

貴方「良かった…！」







似合ってなかった訳じゃ無さそうで良かった。
今は髪の毛降ろしてるからちょっと違和感あるけど当日はこのドレスに衰えないように気合いいれなきゃ！


そんな事を思ってメラメラ燃えていると裕一郎くんが私の手を取って微笑んだ








梅原「綺麗だよ」

貴方「あ、ありがとうございます…っ」

梅原「世界で一番綺麗」

貴方「そんな事…っ」

梅原「ある。今のA見たらクレオパトラも楊貴妃も小野小町も裸足で逃げ出す。それくらい綺麗」

貴方「なにそれ笑」







珍しくギャグを言う裕一郎くんにクスッと笑った
裕一郎くんのタキシード姿も早く見たいな。
恥ずかしいからなんて言って試着の時見せてくれなかったから！
でもその分当日楽しみだ。





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