私を見つけて 2【フルーツバスケット】

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珍しく紫呉家に魚谷と花島を連れて帰ってきた日

魚谷「これから透の水着を買いに行くけどよ。
それを皆からのプレゼントにするって決めたから。
協力しろよ。」

夾「は?何勝手にわけわかんねぇこと決めてんだよ！しかも、なんで ･･･」

魚谷「照れてんじゃねえよ」

魚谷「お前らいつも透に家事させてんだろ?
たまにはそんな透に感謝の気持ちを見せてやれよ。」

『私はいいと思うよ。ありさちゃんたちの言ってることも最もだしね』

紫呉「水着･･･」

魚谷「ん?」

紫呉「いいね･･･。いい響きだね。夏バンザイ！！」

魚谷「ほら物書きはノリノリだぞ?」

夾「変態はほっとけ！！」

由紀「あの、さ。プレゼントはいいけど、
その、なんで水着なの?」

花島「あぁ、あなた達は知らないのね。
透くんがまだスクール水着を愛用しているから･･･」

紫呉「ブフッーー！！」

夾「汚ねぇーな！！紫呉」

由紀「なにやってんのさ」

『それ･･･ホントなの?』

花島「ホントもホントよ」

透「すみません！おまたせしまし･･･」

ガシッ

紫呉「透くん！透くん、買お?買おうね?
ちゃんとしたやつ！」

透「あの･･･」

紫呉「ね〜?お願いだから！そんないたたまれなくなるようなことしないで･･･」

花島「あの人は透くんには弱いのね」

魚谷「うん」

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