万事屋日常記録＿3【坂田銀時】 (ページ11)

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沖田「結局いちばんでかい魚は逃がしちまいやした。悪いヤツほどよく眠るわけでさぁ。」

銀時「ついでにてめえも眠ってくれや永遠に。人のことを散々利用してくれやがってよ」

沖田「だから助けてあげたじゃないですか。
褒美はAからでいいですぜぇ？とっておきの御奉仕待ってるぜ。」

沖田はニヤリと笑ってAを見る

『えっ？』

銀時「いいわけねーだろっ！！人様の彼女に手ぇ出すんじゃねえよ総一郎君！！」

沖田「総悟でさぁ」

そう言って 2人は帰って行った

新八「さあ、僕らも帰りましょうか」

神楽「何やってるネ？」

銀時「うん？ああ･･･こいつはもう必要ねえな。」

銀時は鬼道丸の付けていた仮面を放り投げ、真っ二つに切った

銀時「あんたにゃもう似合わねえよ。」

『きっとあの人も向こうでは笑って暮らせるよ』

Aも微笑みながら銀時に言う

銀時「ああ」

そして、4人は万事屋に帰った。

その夜

Aは眠気が覚めてしまい、銀時が寝ていることを確認して、玄関へ出て月を見上げた

『"先生"、"大好きなお父さん"、か･･･』

Aは月を見上げて呟く

『･････････松陽先生』

Aは1人、大切な人の名前を呼んで涙を1粒流した

その姿を銀時が見ているとは気付かずに･･･