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男「アンテナ?なんだアイツ?あれ?もしかしてヘアピンか? 普通のヘアピンだな」
楠雄《そういう理由で僕は目立つことなく生活出来ている。しかしこの力 多用は禁物だ。
他人の価値観 常識を変えれば周りにも影響が及ぶ。Aの能力と合わせればそこも不自然なく過ごせるだろうが、そんなことお互いにしようとは思わない。》
楠雄《ピンだけでは無い。髪型もそうだ。この世界には黒髪の人間が少ない。この現象は何を隠そう全て僕らの超能力が原因なのだ!
僕の髪型はなぜか生まれた時からピンクだった。
しかし 周りは全員黒髪 せいぜい茶髪がいるくらいだった。目立つのがいやな僕は・・・Aとともにマインドコントロールを行った。その結果ピンクはごく自然髪の1つとなり 様々な髪の色が普通の世界になった。しかも全員"地毛"だ。
人の生態 遺伝子そのものを変えてしまったのだ。 この力の危険性が少しは分かっただろうか? 》
燃堂「今日 帰りラーメンな」
楠雄《実は変えてしまったことはまだある》
カキーン!!
燃堂「お?」
A「燃堂くん危ない!!」
野球部A「うわ〜!燃堂に当たった!」
野球部B「わりぃ!大丈夫か?」
だが既に燃堂の怪我は治っていた
燃堂「どこ打ってんだテメェ!」
野球部A「わ・・・わりぃ 燃堂・・・」
楠雄《不自然だと思わないか? 怪我が治るのが異常に早いのだ。そう これもお察しの通り全て僕の超能力が原因なのだ!》
楠雄《子供の頃僕が超能力で怪我を治してやるとそれを見た相手は驚いた。そこで僕はまたAとともにマインドコントロールを行った。
それにより事なきを得た人間たちは軽い怪我ならすぐ治るのが当然と思い込んだ。その結果 人間の持つ治療能力が飛躍的に上がったのだ!
他にも こんな不自然も感じたことは無いだろうか・・・頭の回転が早すぎる。これも僕らがそうしてしまった。他にも 衣服が破れても股間は絶対破れない!華奢なのに馬鹿力,トンとやっただけでも気絶! このような不自然な現象は全て僕らの原因なのだ。世界を作り変えてしまったことに少なからず責任を感じているが もはや元には戻せない。だがこの程度でよかったとも思う。》
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作者名:ワッフル魔神 | 作成日時:2022年10月15日 21時