もっと優しくしてください江口さん！2

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江口「Aちゃん」





楽屋に向かう途中江口さんと遭遇した
なんだか凄く久しぶりだ








貴方「江口さん、おはようございます！体調はもう大丈夫ですか？」


江口「うん、お陰様で」


貴方「なら良かったです」


江口「あの時は色々ありがとうね」


貴方「いえ全然」






そういえば江口さんが気を失う前なんか言ってたような…
なんだっけ？？







江口「あ、これ遅くなったけどバレンタインのお返し」


貴方「えっ、良いんですか？私があげたのただの板チョコなんですけど…」


江口「うん、美味しかったし」


貴方「ありがとうございます！」







なんだか申し訳ないな…
まあ確かに板チョコ美味しかったけど




ってそうだよ。私あの時江口さんに口移しされて…




そういえば看病した時もキスされた




思い出したら急に恥ずかしくなった







江口「どうかした？」


貴方「い、いえ！」







私の顔を覗き込む江口さんの顔が近くて顔を反対側に向けた
すると江口さんが耳元で囁いた







江口「もしかしてキスされた時の事思い出した？」






驚いてバッと顔を向けると意地悪そうにニヤニヤしていた


江口さんはなんで私にキスなんか…







貴方「あの、江口さん」


梅原「A」





思い切って聞いてみようとしたら梅ちゃんに名前を呼ばれて振り向いた






貴方「梅ちゃん！」


梅原「これこの前の服」


貴方「わざわざありがとう！」







紙袋に綺麗に入れられたあの時の服を返された
わざわざ洗濯して貰っちゃって申し訳ない。






梅原「じゃあ俺別のスタジオだから。…江口さんもまた」


江口「お〜」


貴方「またね！」






本当に仲直り出来て良かった。
またこうして普通に会話が出来る事を嬉しく思った






江口「…服どうしたの？」


貴方「えーっと…この前梅ちゃん家で色々あって洗濯して貰ったんですけど…」






一緒にお風呂に入った事を思い出して顔が熱くなった






江口「…ふーん。それよりその首はどうしたのかな？」


貴方「え？首？」


江口「これ」






そう言って私の首を触る江口さん
首？なんかあったけ？
あっ！もしかして…






貴方「梅ちゃんやっぱりなんかしたんだ！」


江口「へー…やっぱり梅ちゃんか。…何か言ってなかった？」


貴方「え？…あ、そう言えば宣戦布告とか何とか」


江口「…なるほど笑」


貴方「え、なんですか」


江口「さあね」





えー…





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