もっと優しくしてください江口さん！2

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貴方「こんにちは龍我くん！何書いてるの？」






楽屋に入るといつものように龍我くんがいて机に座り絵を描いていた






龍我「…A」


貴方「え！嬉しい〜！」







あの日から龍我くんは少し大人しくなった
元気が無いわけじゃない。きっと今までは寂しくて誰かに構って欲しくてイタズラばかりしていたんだろう…






貴方「私も一緒に書いていい？」






隣に座って聞くと嬉しそうに頷き髪と色鉛筆を貸してくれた






貴方「できた！私と龍我くん！」


龍我「A…絵下手だね」


貴方「…」






子供は正直。
そんなに下手かな〜？わからなくもなくない？？？







梅原「はよ」


貴方「あ、梅ちゃん！おはよ！ねえこれ見て！」






ちょうど楽屋に入ってきた梅ちゃんに書いた絵を見せた






梅原「龍我くんが描いたの？上手いじゃん」


貴方「ちがーう！！！私が描いたの！！」


梅原「は？絵のセンス無さすぎだろ」






私が描いた絵とわかった瞬間急に辛辣
私の絵は小学生レベルって事か…






貴方「ちなみに何に見える？」


梅原「…タコ？」


貴方「私と龍我君だよ！！」


梅原「龍我君の方が上手いな」






それは私もちょっと思ってたよ言わないで。









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