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「はよ消えろや」







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蝉の煩い声が響く教室




ヒンヤリと冷えた壁に僕を押し付け
奴は笑いながら言葉を吐き僕の頬を殴り
床に倒れ込めば狂ったように笑った





「綺麗だよ」








冷房のついた保健室



僕の頬の触れながら傷とは似合わない言葉を微笑みながら吐き捨てた彼女




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「僕には君だけだから」







生徒が帰った教室の中






俯く彼女に囁きながら強く抱きしめる
背中に細い腕が回ったのを肌で確認すれば
顔に似つかない妖艶な笑を



.執筆状態:更新停止中








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作者名:久亜羅 | 作成日時:2017年8月23日 3時

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