カレカノごっこ2【梅原裕一郎】

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江口「へー、それで落ち込んでんだ笑」


西山「桃花ちゃん防衛部の時からずっと梅ちゃんにくっついてたもんな〜」







宏ちゃんから事情を聞いた江口さんが机に伏せている私の頭をヨシヨシと撫でてくれた


例の桃花ちゃんは防衛部の時の監督さんの娘さんでたまたま仕事場に遊びに来た時に裕一郎くんに一目惚れしたらしい
宏ちゃんにさっき起きた出来事を話すと教えてくれた

それでたまたま今回の作品も同じ監督さんで話を聞いた桃花ちゃんは裕一郎くんに会いに来たと…








江口「大丈夫だよヒツジちゃん可愛いし」


貴方「それってペット的な意味の可愛いですよね…全然慰めになってません〜〜〜っ」


江口「違うよ！ほらヒツジちゃん小さいし！」


貴方「…うぅ〜っ」


西山「ちょっとパイセン！それフォローになってませんから！」


江口「あれ〜〜〜〜！？ごめん〜笑」








裕一郎くん桃花って呼んでた…
私なんてヒツジだよ？名前で呼ばれた事一回しかないのに。








江口「ほら泣かない！大丈夫だよ！梅ちゃんが好きなのはヒツジちゃんなんだから！」


貴方「…」


江口「よし今日飲みに行こう！」


西山「やったー！ご馳走様でーす！」


江口「おい」








" 梅ちゃんのが好きなのはヒツジちゃんなんだから "
…違いますよ江口さん。私はただの彼女役なんです。







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