89 ページ45
.
桃花「裕一郎さん！デートしましょ！」
梅原「しない」
桃花「じゃあご飯だけ！」
梅原「行かない」
桃花「え〜ケチ〜」
貴方「…」
桃花ちゃんはあれから収録がある度こうして裕一郎くんに会いにやってくる
私が居ようがお構い無しに裕一郎くんにベタベタベタベタ…
本当の彼女だったら何か言えたのかな。
増田「桃花ちゃん相変わらずだね〜笑」
斉藤「防衛部からあんな感じなんですか？笑」
増田「うんずっとベッタリだった笑」
貴方「……はぁ…ちょっと御手洗行ってきます」
これ以上2人がくっついてる所を見たくなくてトイレへ逃げた
はぁ〜…桃花ちゃん可愛いし裕一郎くんもそんなに嫌がってない感じだしもしかしたら本当に付き合う事になるかもしれない。
そうなったら私はもう必要なくなる。そしたらもう裕一郎くんの傍にいられない…
貴方「…そんなの嫌」
梅原「何が？」
貴方「…！ゆ、裕一郎くん…」
トイレから出ると私を待ち伏せていたのか壁に寄りかかっていた
梅原「何が嫌なの？」
貴方「べ、べつに…」
梅原「ふーん…」
さっき考えていた事なんて言えるはずもなく俯くと裕一郎くんが耳元に顔を寄せて囁いた
梅原「妬いてんのかと思った」
貴方「そ、そんな事…！」
梅原「妬いてないの？」
貴方「っ…」
素直に言えない私を見てクスッと笑った後そっと唇を重ねられた
舌を入れられ段々と深くなる口付けに応えるように自分から舌を絡めた
梅原「…珍しいね、嫌がらないんだ」
貴方「…」
梅原「ハハッ…かーわい」
貴方「っ…からかわないで！」
梅原「からかってないよ」
すぐそう言う事言うんだから。
私の気も知らないで…
梅原「桃花の事嫌ならそう言えばいいじゃん」
貴方「い、言えないよそんな事…」
梅原「なんで？」
貴方「だって…そんなわがまま…」
梅原「彼女なんだからいいじゃん。そういうわがままくらいしたって」
貴方「…本当の彼女じゃないもん…裕一郎くんが彼女のフリして欲しいっていうから仕方なくしてるだけで…」
梅原「本当に仕方なく？」
貴方「…」
意地悪そうに笑いながら私の顔を覗き込む裕一郎くんにプイっと顔を逸らすとクスッと笑って頭を撫でてくれた
.
桃花「ふーん…そういう事」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男性声優」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はっとり(プロフ) - 琴波さん» 琴波様、コメントありがとうございます！ほんとですか！呪術廻戦詳しくないのでわかりませんが楽しく読んでいただけたのなら嬉しいです！ (2021年8月8日 1時) (
レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
琴波(プロフ) - 85ページの梅原さんの「頑張れ頑張れ」が呪術廻戦よ宿儺を感じさせました、笑 いつも楽しく拝見しております！ (2021年8月7日 22時) (レス) id: 35d928cb94 (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - 詩奈さん» 詩奈様、コメントありがとうございます！知らない間にモチーフにしてしまってたようです！笑嫌な役にしてしまって申し訳ないです…笑 (2021年7月18日 3時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
詩奈(プロフ) - やっぱり瀬名泉モチーフですよね！！心の中で読んでる時に伊藤さんの声イメージしてます() (2021年7月18日 2時) (レス) id: 67cdd7411b (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - 葵花さん» 葵花様、コメント気づかずすみません(汗)私も和臣さん初めて見た時本当にどっちか分からなかったです！笑 (2021年2月10日 16時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はっとり
| 作成日時：2021年1月14日 15時
