カレカノごっこ2【梅原裕一郎】

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裕一郎くんと一緒にスタジオ内を歩いていると陽太くんを見かけて声をかけた







貴方「陽太くん！」


本城「A！おはよう」


貴方「おはよう！…昨日は途中で帰っちゃってごめんね」


本城「気にしないで、またご飯でも行こう？」


貴方「うん！それから…こんな私を好きになってくれてありがとう…！」









深くお辞儀をしながら言うと頭を優しく撫でられて顔を上げた








本城「悔しいけどAは梅原くんに譲るよ」


梅原「どーも」


貴方「陽太くん…」


本城「あ、でも梅原くんが嫌になったらいつでも僕の所へおいで」








陽太くんはそう言うと私の頬にキスをした
それを見た裕一郎くんが殴り掛かろうとしているので慌てて止めた








梅原「てめえ…」


貴方「お、落ち着いて裕一郎くん」


本城「じゃ、またね！」









歩いて行く陽太くんに手を振りながら見送ると途中で振り向いて私達に向かって叫んだ








本城「あ、20年前誓いのキスはしたけど口じゃなくておでこだよ！」


貴方「そ、そうなの！？」









それだけ言うと陽太くんはイタズラっぽく笑って帰ってしまった








梅原「あの野郎…わざと今まで言わなかった」


貴方「え、どうして？」


梅原「…」


貴方「？」








なんだ…私ファーストキスは陽太くんじゃなかったんだ…！
てことはやっぱりファーストキスは裕一郎くんだ









梅原「良かったな俺がファーストキスで」


貴方「うん！…ってそんな事思ってないよ！」


梅原「今うんって言ったじゃねえか」


貴方「言ってません〜！！」


梅原「はいはい」









ファーストキスが裕一郎くんで良かったよ。







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