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裕一郎くんがお風呂に入っている間にもう一度ダンボールの中を確認してみた
うん、やっぱり全部私の写真集だ
えー…なんでこんなに買ったの…
ざっと30冊くらいあるんじゃ…
とにかく気づいてないフリしとこう。なんとなく知らない方がいい気がする。
もしバレたら…
考えただけで寒気がして体がブルっと震えた
さ、裕一郎くんが来る前に戻ろう。
立ち上がって振り返ったその時お風呂上がりの裕一郎くんが目の前にいた
貴方「ぎゃーーーーーーーー!!!」
驚いて腰が抜けてそのままベッドに尻もちを着いた
び、びっくりした〜!
裕一郎くんはジリジリと私に近づくと逃げられないように私に覆いかぶさってゆっくり口を開いた
梅原「やっぱり見たんじゃん」
貴方「み、見てない!何も見てないから!」
梅原「嘘」
貴方「本当だよ!」
ジーッと見つめられて我慢できなくて視線をずらすと頬を軽く抓られた
梅原「勝手に見る悪い子にはお仕置だな」
貴方「だ、誰にも言わないよ!」
梅原「ふーん?」
貴方「本当に誰にも言わないから!ね?」
嫌な予感がして必死に伝えると私に優しくニコッと微笑みかけた
あ、良かった。許してくれた…と思ってホッとした時唇を重ねられた
貴方「ゆ、裕一郎くん待って…ふ、ん…っ」
入ってくる舌から逃げ回っていると頭を抑えられてより深く口付けられた
も、もう〜!!!なんで〜〜〜〜!?
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西山「おはよう!…って凄い疲れた顔してるけど大丈夫?」
貴方「だ、大丈夫…昨日あんまり寝られなかっただけ…」
裕一郎くんと楽屋に入って心配そうに声をかけてくれた宏ちゃんに苦笑いをした
西山「写真集すっごく良かったよ!梅ちゃんも予約してたんだね〜笑」
貴方「い、一冊だけだよ!」
西山「え?」
貴方「裕一郎くんが予約してたのは一冊だけだから!!」
西山「え、あ、うん?そうなんだ?」
裕一郎くんがあんなに予約したなんて知られたらまた私がとばっちりを受けるような気がして慌てて宏ちゃんにそう伝えた
そんな私の様子を見て口を抑えて笑いを堪えている裕一郎くんに少しだけムッとした
もう!そもそもあんなに予約する必要なんてないのに!
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はっとり(プロフ) - サチさん» サチ様、コメントありがとうございます!脳内で江口さんの声で再生されました笑 シーズン7が公開されるまで少しの間待っていて下さい^^* (2021年5月2日 14時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
サチ - ちょっと〜ねぇ〜(江口さん風でお願いします)ウキウキでニヤニヤで読んでいたのに…えっ…ってなりましたよ?流石です。はっとりさん。もっていくのがお上手です!え〜どうなるんでしょ…(泣) (2021年5月2日 12時) (レス) id: 379e7fdd5e (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - ゆいさん» ゆい様、コメントありがとうございます!ここまでお付き合い頂けて嬉しいです!更新頑張ります! (2021年4月30日 23時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - カレカノごっこ、1からみてます!私、梅原さん大好きなので、作品を書いてくれて嬉しいです!これからも、休み休み頑張ってください!応援しています! (2021年4月30日 22時) (レス) id: 242d71ebf1 (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - ちょりさん» ちょり様、コメントありがとうございます!とても嬉しいです!これからも楽しんで読んで頂けるよう頑張りますので今後ともよろしくお願い致します! (2021年4月24日 12時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はっとり | 作成日時:2021年4月10日 23時