カレカノごっこ6【梅原裕一郎】

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梅原「A〜」

貴方「…」









いつものように裕一郎くんの家に帰って寝る準備をしている中何度も私の名前を呼ぶ裕一郎くんを無視した

別に裕一郎くんが悪い事なんてない。無いけどなんだか凄くムカムカする









梅原「Aってば〜」

貴方「…………ひゃあっ、なに！？」









相変わらず無視をきめていると耳たぶをカプっと噛まれた
驚いて振り返るとニヤニヤと嬉しそうな顔で笑っていた









梅原「やっとこっち向いた」

貴方「も、もう！」

梅原「なんでご機嫌ななめなの？」

貴方「別に…」








裕一郎くんから目を逸らすと唇を重ねられた








梅原「ごめんね？」

貴方「っ…裕一郎くんは何も悪くないよ」

梅原「なんで怒ってるの？俺が何かしちゃったんじゃないの？」

貴方「ち、ちがう！何でもないから大丈夫。ごめんね？」

梅原「本当に？」

貴方「うんっ」









自分が悪いかどうかも分からないのに私が不機嫌だからって理由で謝るなんて…
あんな理由で怒ってた自分がバカみたい

怒ってないよ、という意味で笑顔を向けると安心したように笑ってまた唇を重ねてくれた









貴方「ん…っ、ふっ、う、んん…っだ、だめ！！」

梅原「…」









裕一郎くんが胸に触れようとした所で咄嗟に手を掴んでしまった
そんな私を不服そうな顔でじっと見つめてきた









貴方「胸は…ダメ」

梅原「なんで。やっぱり怒ってる？」

貴方「怒ってる訳じゃないけど胸は嫌なの！」

梅原「やだ、触りたい」

貴方「さ、触りたいって…っ」









清々しいくらい真顔でハッキリ言うんだから！
別に胸なんて触らなくてもいいでしょ！







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