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11月後半に差し掛かった
ということは、もうすぐこのシェアハウスの最年長
大野さんの誕生日だ
皆、それを分かっているから
彼がいない時間を狙い、こっそり計画を立てる
…一応、櫻井さんにも声をかけたんだけど、
『皆が決めたことに従うよ』
と言い、誘いを断った
ちょっと寂しかったけど、しょうがないよね？
雅紀「ねー、今年はどうする？」
潤「さとって、正直何やっても喜んでくれるんだよな」
和也「本当、そう！料理だって好き嫌いもないし、
多分あの人の誕生会の計画が一年の中で苦労してる気がする」
雅紀「あひゃ、和にはハンバーグを与えておけばいいもんね！」
和也「うっさいわ！そういうまーくんもからあげを与えておけばいいから超楽だし！」
潤「…俺には、雅も和も同じように見えるんだけど？」
呆れて返す潤
…いやいや、大人ぶって言ってるけど
貴方も似たようなもんからね？！
この前、潤が好きなものを夕食で出したら
目キラキラしていたし、犬だったら尻尾ぶん回しているんじゃないかってくらいに分かりやすかったよ？！
それを知っているまーちゃんと和は、すぐに「自分も一緒じゃん」と抗議
それに対し、潤も負けじと「俺の方が大人だし！」と反撃する
…何、このかわいい兄弟喧嘩は
本当にこの三人、血なんて繋がっていないんだよね？
やっぱり、10年程一緒にいると似てくるものなんだろうか？
潤「ねー、Aねぇはどう思う？」
A「…へ？」
雅紀「俺の方が大人だよね？！
この中で一番歳上だし」
和也「何言ってんの？俺の方が大人ですぅ
一番冷静だし」
潤「二人とも分かってないなー！俺の方が大人だわ
食の好みが二人より大人だし」
そう言い、私の目を見て訴えてくる三人
A「…え、それ今必要？」
「「「必要！！」」」
はぁ…
A「…皆大人だけど、皆子ども。これでいい？」
雅紀「え、何それ！」
A「言葉通り。それよりも大野さんの誕生会考えないといけないんじゃないの？」
潤「だって」
A「こうやって話し合える機会なんてそんなにあるわけじゃないし…
それに、ここにいない櫻井さんにも決まったことを伝えないといけないでしょ？」
和也「Aは簡単にそう言うけど、何かアイディアでもあるのかよ」
アイディア…
そう言われて、ふと思いついた
これがいいアイディアかと言われたら、胸はって断言できない
でも、このままだと決まらなそうだし…
そう思った私は、思いきって提案した
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うめパンダ(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます！更新は不定期になりますが、シェアハウスに住む6人の未来を温かい目で見守っていただけたらと思いますm(__)m (2021年2月14日 20時) (
レス) id: a1376d4518 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！！！(なんか上からみたいな言い方すみません！)いつも楽しみにしてます！！頑張ってください！！ (2021年2月14日 19時) (レス) id: 2cb2b05426 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめパンダ | 作成日時：2020年12月16日 21時
