・ ページ12
いよいよこの日がやって来た
大野さんの誕生会
そして…同時進行している和のやり直し誕生会
朝からいつものように釣りに行ってくると言った大野さんに対し、
「俺も行ってもいい？」と和が食いぎみに言い半ば強引
…は大袈裟だけど彼からの返事を聞かずにさっさと準備をしてしまったため
大野さんは苦笑いをしながら和がついていくことを了承し、
仲良く出掛けていったのがついさっきの話。
その時、私達4人は和のらしくない甘え方に
笑いを堪えることに必死だったのは私達だけの秘密だ
翔「さてと…まず何からやればいい？」
雅紀「とりあえず、野菜切らないとだね」
潤「そうそう！あと、同時進行でご飯も炊かなきゃじゃん！」
翔「あ、そうだよな…」
雅紀「…翔ちゃん大丈夫？」
潤「俺ら、翔さんには安全なやつ任せるね？和に怒られたくないもん」
料理があまり得意でない櫻井さんに対し、心配の目を向ける2人
…って、私も潤がいないと料理の腕は櫻井さんとあまり変わらないから、他人のこと言えないんだけど
それに、この状態でまだ2人には内緒にしていた和の誕生会についても言わないといけないし…
いくら何でも、私と櫻井さんだけではハンバーグを作るなんてチャレンジャーにも程がある
それを実感していた私は、おそるおそるまーちゃんと潤にも提案する
すると、それを聞いた2人は呆れと困惑が混ざった表情に変わった
雅紀「え、2人共本気？！」
A「う、うん…」
潤「状況分かってる？このメンバーでカレーだけでなくてハンバーグなんて…」
翔「ダメか？」
雅紀「ダメ云々よりもまず、和が食べられないよ！
翔ちゃんとAちゃんが、和の誕生会をやり直したいっていう気持ちは痛いほど分かるよ？
でも、どうしても今日じゃないとダメなの？来年とか再来年も誕生日は来るんだから、延期してもいいんじゃ…」
潤「俺らだって、また和が大好きなハンバーグを美味しそうに食べている姿を見たいよ？
でも、同じくらいに和があの日を思い出して苦しんでいる姿を見たくないんだよ…」
涙目で私達に訴えてくる2人
それは、あの日のトラウマを抱える彼を思ってのことだ
…でも、それは私達も一緒なんだよ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 260人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うめパンダ(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます！更新は不定期になりますが、シェアハウスに住む6人の未来を温かい目で見守っていただけたらと思いますm(__)m (2021年2月14日 20時) (
レス) id: a1376d4518 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！！！(なんか上からみたいな言い方すみません！)いつも楽しみにしてます！！頑張ってください！！ (2021年2月14日 19時) (レス) id: 2cb2b05426 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うめパンダ | 作成日時：2020年12月16日 21時
