【鬼滅の刃】喰種と鬼【東京喰種】

ななぐーる ページ8

愈｢おい、間抜けの鬼狩り！！矢印を見れば方向がわかるんだよ！矢印をよけろ！！｣


彼がそう言って炭治郎に血鬼術であろう札を投げる。そうすると炭治郎には矢印が見えたのか毬を避けられるようになった。


最初は見守ろうかと思ったが、炭治郎が矢印の男に苦戦し出したのを見て私も炭治郎に加勢する。

腰から鱗赫を飛び出し鬼に向かって突き刺す。

鬼は矢印で鱗赫をずらそうとしたが、矢印を貫通して相手の腹に刺さる。

赫子はこの世界では存在しないため血鬼術が効かないのかもしれない。それは便利だ。


矢琶羽｢グッ！！｣


しかし、その傷も直ぐに治ってしまう。


反撃に出た鬼が私に向かって矢印を飛ばしてくるが、その前を影が通った。


【ねじれ渦・流流】

炭｢ぐううう！！｣


炭治郎は矢印を巻き込むとそのまま鬼の首を吹っ飛ばした。


その力技に驚かざるを得ない。いや、助けてもらったも同然なのだが。



矢琶羽｢おのれ、おのれ、おのれ！！許さぬ、許さぬ、許さぬ！！お前もみちづれじゃ！！｣


炭｢！？｣


首だけになった鬼は往生際が悪く、炭治郎の周りを矢印が囲った。


慌てた炭治郎が技を使おうと刀に手をかけるが、



｢炭治郎、止まって！！｣



私はそれを止め、羽赫を大々的に広げる。

そのまま羽根を飛ばし矢印を引き裂いて粉々にしていく。

鱗赫も使って全て除くと、炭治郎は真っ青な顔で座り込んだ。
.....確かに見たことない赫子で当たらなくとも攻撃されたのだから、怖いのはわかるけど.....。



｢大丈夫？｣


炭｢はい.....それより禰豆子が、｣


｢その心配はいらないみたい、ほら、見て。｣



私の鱗赫が指した方を見ると、女鬼の口や腹から手が飛び出、そのまま折ってしまった。

なんて残酷なのかしら.....。

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