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一分一秒が何処か長く感じてしまう事に少し苦笑いしていると、暫くしてから再びピロンとメッセージ音が鳴り響く。直ぐには既読をつけずに通知をスクロールして内容を確認した所、今週の日曜日に再び会う約束が成立した事が分かった。そしてその時に彼女の事を詳しく話すという内容で収められている。
｢…彼女じゃないなら彼女じゃないよって一言で言えばいいのに、言わないってことは………う〜〜〜んとても不味い……！！！｣
めげない、しょげない、泣いちゃダメと自分に言い聞かせていたにも関わらずに今すぐにでも泣いてしまいそうになる。恋を自覚したと同時に失恋なんて事になったら最早笑うしかないけど、失恋決定なのかどうかを先延ばしにされてしまうのも中々むず痒い。失恋するならさっさとして楽になってしまいたい気持ちがある。
まあ、彼女じゃなかったとしても彼女だったとしてもただの女友達という訳でもなさそうだ。ここまで運命とトキメキと少しの期待を感じさせておいて本当に彼女だったらどうしよう…。寝込む自信がある。うだうだとしている間にノートンくんにほぼ無心で返事を返すと、なだれ込む様にベッドへとダイブした。
｢……でもなんか、恋してるって感じがする…｣
失恋をする可能性だってまだ高過ぎるほどにあるけれど、この……特定の人に振り回されて、頭の中がその人の事でいっぱいになる感じ。甘くて苦い感じ。恋という感情が懐かしくもあり、それを自分が抱いている事を改めて実感して少し嬉しくなった。
そしてその勢いのまま、二人に恋を自覚した事をメッセージにて伝えると直ぐにグループには祝福のスタンプの嵐が巻き起きた。災害レベルに鳴り響く通知に思わず笑みが溢れる。本当に大袈裟すぎる…と同時に、全力で応援してくれている二人に私も負けじとありがとうのスタンプの嵐を巻き起こした。
暫くして、スタンプの嵐が過ぎ去った後に改めてお祝いされる。その後はウィラの彼氏の話やフィオナの好きな人の話を久しぶりに聞く事が出来たけれど、話の最中に何故かノートンくんの話が持ち掛けられたりなどノートンくん多めの話になってしまい無駄に照れてしまう事となった。
ウィラは相変わらず彼氏と良い感じらしくて、フィオナは次のデートは少し攻めた感じで行きたいらしく、露出を少し多めにした服にする為にその買い物を私とノートンくんのデートが終わった後に行く事となった。ついでにその日の事を事細かく聞きたいらしい。事情聴取かな？
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翠(プロフ) - 翡翠さん» ｷﾞｴ………………ありがとうございます……神ではないですが最高に嬉しいです………………；；；；；；引き続き頑張りますので、更新お待ち頂ければと思います！！コメントありがとうございます！！！！！！！！！！ (2019年11月30日 1時) (
レス) id: 115b99c608 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 貴女が神ですか？続きが楽しみすぎます。 (2019年11月29日 7時) (レス) id: 702f91a63d (このIDを非表示/違反報告)
フルリ(プロフ) - 翠さん» わ、わ…！こちらこそ有難い限りです…！思わずコメント返しちゃいましたがこれに返信は不要です。お互いに、頑張りましょうね笑 (2019年10月13日 4時) (レス) id: d10d29f4b8 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - フルリさん» ！？！フルリさんですか！？わーーっいつも中篇集の方楽しく閲覧させて頂いております！！まさか自分の小説を読んでもらえるなんて…嬉しい限りです、ありがとうございます(；▽；)そう言ってもらえてとても嬉しいです！！引き続き頑張ります、ありがとうございます！！ (2019年10月12日 6時) (レス) id: 115b99c608 (このIDを非表示/違反報告)
フルリ(プロフ) - まだ話数は少ないのにとっても面白くて続きをいつも楽しみにしています。現パロのノートンくん絶対イケメン枠で考えただけでドキドキします笑応援しています、無理なさらず頑張って下さい。 (2019年10月11日 3時) (レス) id: d10d29f4b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠 | 作成日時：2019年10月6日 15時
