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「浮所…何で…」






「何で分かったかって?






那須のことなら





なんでもわかるよ、」






「で、でも…」






「いいから。






ほら、帰るよ」






ぐい、って





強く腕を引っ張られる。








痛い…怖い、…









「ちょっと浮所、!」






「…何?」






「人の家勝手に





入って勝手に那須のこと





連れて行こうとしないで!」







「…じゃあ言うけどさ、







勝手に那須に





変なことしないでくれる?」







「え…?」







「那須は俺のものだから」







浮所に強引に引っ張られて、





付いていくしかなかった。



















帰ってる途中、





浮所は一言も喋らないで、






俺の腕を引いて





ずんずん歩いていくだけ。








あっというまに家に着いた。







「那須、






お風呂入って」






「え、お風呂…?」






何で?って聞きたかったけど、








「いいから早く入って」






とにかく浮所に





従わないといけない、と






思って浴室に行った。









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作者名:あおそう* | 作成日時:2019年9月10日 22時

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