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「お世話、?」
「うん♡
看病してほしいの、
だるくてしんどいし…」
「わかった、」
「やったぁ♡
甘えさせてくれる?」
「うん、」
「やった♡那須大好きっ♡」
「…風邪ならおかゆとか
作ろっか?」
「いいね!定番だね!♡」
ほんとに風邪なのかな、?
ってちょっと思ったけど、
とりあえずおかゆを作りに
キッチンに行った。
.
「浮所、できたよ、」
「わぁ〜♡
那須の手作り料理なんて
初めてだね♡嬉しい♡」
「ちょっと冷ましたし
あんまり熱くないと思うよ、」
「…食べさせてくれないの?」
「えっ?」
「俺が那須にいつもしてるみたいに、
あーんってして、」
浮所はちょっと不貞腐れたような、
そんな表情で言ってきた。
「わ、わかった…
…はい、あーん…」
「あーん、♡
わ〜♡おいしい〜♡♡
しあわせ♡」
ほんとに幸せそうな
浮所に、少し嬉しくなった。
「ね、もっとあーんして、?」
「うん、あーん…」
「あーん♡」
「あ、浮所…」
「なに?」
「ここについてる…」
口元に米粒がついてたから、
それを親指で拭ってあげた。
「那須…顔近い…」
「え、?あ、ごめん…」
「…もう俺どきどき止まらない…
さっきから…」
「え、?」
「チュッ」
「ん、…
浮所、風邪引いてるんでしょ、?
今日はこういうのしない方が…」
「甘やかしてくれるんでしょ?
だったらいいよね…?
ねえ、那須…
襲って…」
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作者名:あおそう* | 作成日時:2019年9月10日 22時