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夕方頃Aが目を覚ました




『あ...あのまま倒れちゃったんだっけ...』




地面に一日中倒れていたんだ




雨で塗れたので身体中ボトボトだ




ゆっくりと起き上がり




そばにある墓石をじっと見つめた




そして立ち上がり家の中に戻った




お風呂に入って身支度をして




鞄を持って家を出た




あらかじめ荷物をまとめておいてよかったと思った




『村長さん
ありがとうございました』




「大丈夫か?」




Aの表情は疲れそのものだった




『大丈夫です
なんだかスッキリしました』





「...そうか...」




村長は眉間に皺を寄せていた




『家はあのままにしておいてください
家賃はちゃんと振り込みますから』




「分かった」




『あと
誰も家に入れないで下さいね
村長さんもです
侵入者があれば私のほうに信号が入ります
気をつけてください』





村長は頷いた




そしてやってきた汽車に乗って村を出発した







―――――

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作者名:いちご牛乳 | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2022年2月22日 18時

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