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「あの太った化け物のような奴が
また出てくるのでしょうか」
「分からん
なんだったんだ
あれは...」
「急所に何発打ち込んでも
平気な顔をしていました」
リザは弾を詰め替えが終わった
「えっ！？
もしかして
ウロボロスの入れ墨無かった？」
聞いていたアルが話に入ってきた
「入れ墨？
...あれがそうかしら
舌にあった」
「それ...
多分 ホムンクルスだよ」
「！」
「！？」
リザとロイは同時にアルを見た
思考が追いついていないのか
丸い眼をしてロイは運転の手が止まった
「�瑤ΔГГ叩�！！
危ねェなバカ！！」
そのせいで隣を走っていたバリーに当たりかけた
「待て！待て！！
ホムンクルスだと...？
そんなものはありえん！」
「南部でグリードって名前のホムンクルスと会った
その人言ってたよ
“ありえないなんて事は
ありえない”って
ホムンクルスは凄い再生能力を持っている
グリードは頭を半分吹き飛ばされても
すぐに元通りになっていた
っては言っても
信じてはもらえないかな...」
「信じるしかないわ
あんなの見せられたら...」
リザは銃をしまう
「まさか...
焼け焦げて塔の上から落ちても
死なない...
とか言うんじゃないだろうな」
「多分...」
そのまさかは大当たりで
その頃のグラトニーは丸焦げなのに
ムクッと立ち上がり
皮膚を再生させている所だった
「...ったく
デタラメ人間の万国ビックリショーか！？」
〜〜〜〜〜
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