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「だめだこりゃ...」
メイが入っていった地下への入り口を見るが
封鎖されていて近づけない
エド達は足止めを喰らった
『丁度軍の集合場所になってて
近づけそうにないね...』
「強行突破するには
ちょっと厳しいな...」
エドとAは“ん〜”と考える
『!!
あっ!あるよ
他にも入り口が!
第三研究所!
前にアルと大佐が侵入して
ホムンクルスと戦ってる!』
「ナイスアイディアだぜ!
A!
そんじゃ早速行くぞ!」
そして一向は、第三研究所へ向かった
木の陰から入り口を伺う
「入り口の警備は3人だな」
「どれ
いっちょやるか」
ゴキゴキと指を鳴らして立ち上がったダリウス
だが、それをエドが止めた
「いや
こういう時こそ
俺とAの肩書きの使いどころだろ!
行くぞA」
『うん』
そして2人は柵を跨いで、入り口へと向かった
2人は銀時計を出す
タタタタタッ!
『憲兵さーん!!』
「「「???」」」
「国家錬金術師の
エドワード・エルリックと
A・エルリックです」
3人の憲兵は銀時計を見る
「えっ?
国家錬金術師殿?」
『助けてください!』
「スカーに追われてるんです!!」
エドとAは困った表情をして
茂みの中に居るスカーを指差した
傍にいたダリウス達はサッと茂みに隠れた
スカーだけ暢気に立っている
「指名手配の男だ!!」
「動くな!!」
ガチャッ!と銃口をスカーへ向ける3人
ギラーン!
「ニヒヒ...」
エドの目が光った
黒い部分の到来だ...
『......』
「ハッハ―――――ン!!!!」
エドはニヤリと笑って飛び上がり
ドゴッ!!
「うわっ!!」
ドカッ!!
「うごっ!!」
ドンッ!!!!
「う...ッ...」
黒いエドが3人の背後から迫り
ノックアウトさせてしまった
「お前、ヒドイねぇ...」
『大丈夫かな...』
「うっせぇ!
行くぞ!」
そう言って、エド達は中へと入っていった
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