時の翼 2【鋼の錬金術師】

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―――朝。



東方司令部...



リザが凄いスピードで資料に目を通し



書類を書いていく



そして筆を走らせながら資料を



前の席にいる人へと渡す




「ブレダ少尉」



「うっす」



資料をもらうと、嫌味をこぼす彼



その名は、ハイマンス・ブレダ



階級は少尉。




「ったく
また大佐仕事溜め込んでたんっすね
おいハボック半分手伝ってくれ」



ブレダがそう言い放った相手はハボック




ジャン・ハボック



階級はこちらも少尉。




「こっちも一杯一杯だって
...えと...誰だこれ？」




ハボックが誰かの資料見て疑問を浮かべる



「ヨキ中尉ですね
ユースウェル炭鉱の利権で
私服を肥やしていた子悪党ですよ
エルリック兄弟に悪事を暴かれて
現在逃亡中です」




そう、スラスラと



なにも見ずに、自分の記憶だけで話す人物



記憶力が良さそうな彼は




ヴァトー・ファルマン




階級は、准尉。




「フュリー曹長、無線機はどう？」




「受信機がダメですね...
部品を変えないと...」



無線機と睨めっこしているのはヒュリー




ケイン・ヒュリー




階級は曹長。




フュリー曹長が悪戦苦闘して



無線機を直していると

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