時の翼 2【鋼の錬金術師】

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ニーナは無邪気に笑っていた



アルとAは苦笑い






そんなこんなで時間は過ぎて夕日が出る頃



迎えがやってきた




「よう！大将ー！
迎えにきたぞ」




ハボックが部屋に入るとエドが入り口で



犬の下敷きになって倒れていた



「なにやってんだ？」



「いや...
資料検索の息抜きというか...」




「いい資料は見つかったかい？」



エドは苦笑いで沈んだ顔



「くふふふ
また明日おいで」




「また来てくれるの！？」



『明日遊ぼうね ニーナ』



「うん！」



そして玄関を出る４人



エドは疲れきったのか肩を落としている



「あぁ タッカーさん
大佐から伝言が...
“もうすぐ査定の日です お忘れなく”
だそうです」




「えぇ...分かっております」



「じゃあ」



そう言って車に乗り込んだ



タッカーが玄関を閉めるとニー名が声をかける



「お父さん...
“査定”ってなに？」




「国家錬金術師は年に一度
研究の成果を報告しなくちゃいけないんだ
お父さん去年はあまりよい評価をもらえなくてね
今年失敗すると国家錬金術師じゃ
なくなってしまうんだよ」




「えーっ！？
お父さんなら大丈夫だよ！
いつもいっぱい勉強してるもん」



タッカーはニーなの目線になるように座り抱きしめた



「そうだね 頑張らないと...
(もう...後が無いんだ)」

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