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一方、エド達は...
ガタガタガタガタッ
アルの鎧から黒い影がウネウネと出てくる
そのたびに鎧の軋む音が聞こえた
「ア、アル...？」
「プライドだ...っ」
「プライド？」
「あぁ...
俺たちの一番上の兄ちゃん、ってとこか...」
「『！！！』」
エドとAは目を丸くした
「ホムンクルスか...！」
「“なんとしても裏切るのですね
グリード...
最早キミは我々にとって
邪魔者でしかない」
「クソが！！
なんでここが分かった！？」
「ふんっ...」
その質問には答えないプライド
「てんめぇ...！！
アルに変装するなんて！！」
「変装ではありませんよ」
ブワッと黒い影が、アルの鎧の頭を持ち上げる
「紛れも無い
キミの弟の身体です」
鎧の中の血印が見えるように
アルの身体を斜めにした
しっかりとあの時書いた、血印があった
それを目にしたエドは怒りに息を震わせた
「...っ
野郎...っ！！」
「グリードはここで始末させてもらいます
鋼の錬金術師
そして、霧の錬金術師
一緒に来てもらいましょうか」
ゾゾゾッと黒い手がアルから出てくる
「おい
ゴリさんたちは逃げ...」
後ろを見ればもう２人は木に隠れていた
「�瑤辰董△�い！！
早いな！！お前等！！」
「俺たちの野生の勘が
あれと戦うな！って言ってる！」
「ぐ...っ」
「お前は大丈夫なのか？」
ハインケルが心配して聞いた
「大丈夫だよ
あいつら、オレとアルとAが必要だから
殺せない
でもこっちは思いっきり本気を出せる」
エドは赤いコートを投げ捨てた
「遠慮なく倒させてもらうぜ！
A、行けるか？」
『任せて！』
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何処にでもいるモブ - 面白くて、一気に読んじゃいました。更新楽しみに待ってます！頑張ってぐださい╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月20日 17時) (
レス) id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)
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