検索窓
今日:5 hit、昨日:26 hit、合計:8,191 hit

868 ページ26

ドンッ!!バンッ!!!




そして、“約束の日”前日。



合同演習が始まっていた



下のテントの中ではグラマンがイライラしている




「あ〜ウザったいなぁ...
どさくさに紛れて大砲で
ブラッドレイのいる所を
吹き飛ばしちゃおうか...」





「止めてくださいっ!」




マイルズは思わず口を入れる




「マイルズ少佐」




マイルズが呼ばれて、テント裏へ行き




そこで話をする




「アルフォンス・エルリックの所在は
まだ掴めないか...」




「はっ
捜索は続けているのですが...
まさか、向こうに捕まったのでしょうか?」




「明日は約束の日だと言うのに...」




マイルズはブラッドレイのいる高台を見上げる




「閣下」





と、そこに




合同演習を見学するブラッドレイのもとへ




ある報告が入った




「ん?」




「ハクロ少将です」




「閣下
グラマン中将のことで
お伝えしたいことがあ「東方軍を使って
クーデターか?」」




最後まで聞かずに話しに割り込んだ




「だとしたら
予想の範囲内だ」




「いえ
東と北の合同演習は囮です
閣下が東にいることにより
手薄になったセントラルで
イシュヴァールの残党がテロを行ないます
そして、グラマン中将は
テロ鎮圧を口実にセントラルへ進行
マスタング大佐と交し
セントラルの混乱に乗じて、
中央司令部を乗っ取る計画です」




周りにいる護衛たちは目を丸くして驚いている




大総統はそうでもなさそうだが




「ハクロ少将の情報通り
ここ数日で多数のイシュヴァール人が
セントラル付近に侵入したとの事です」




「.........」




大総統は眉間に皺を寄せて、演習場を見下ろした




目線の先に見えるのは




グラマンが扇子で暢気に扇ぎながら




テントの下にいる所




「私はセントラルに戻る
後は任せたぞ」




「はっ!」




―――――――

869→←867



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

何処にでもいるモブ - 面白くて、一気に読んじゃいました。更新楽しみに待ってます!頑張ってぐださい╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月20日 17時) (レス) id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いちご牛乳 | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2022年7月14日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。