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が、しかし



攻撃の態勢から元に戻るウィンリィ




「心配した...」




「おっ...!おぅ...
そっちこそ、無事で
ア、アルは一緒じゃないのか...?」




「あ!
エド!アルが駅にいるのよ
マイルズさんと一緒に」




「!?」




「すぐ出発しちゃうの
急げばまだ間に合うかもしれない」




エドは立ち上がって、部屋を出て行こうとしたが




足が止まった




「.........?
どうしたの?
行かないの?」




エドは拳をきつく握り締めた



「オレ達はセントラルのお尋ね者だ...
だれかに見られたらマズイんだ...!」




「だけど...」





――――――――――




外ではお祭りが続いている




その光景を軍用列車の中から見ているアル




「羊祭りか...懐かしいな」




「そろそろ出発だ」




マイルズがやって来てアルに声を掛けた




「はい」




すると夕焼けの空を見上げて言った




「...今度帰ってくるときには
元の身体に戻っているといいな」




「......はい」




ガララララ...ガシャン




アルが乗っている列車のドアが閉められた




真っ暗な荷物置き場の中、




アルは俯いて何かを考えていた




ポォォォォォォッ!!




軍用列車の汽笛が鳴り響く




――――――――

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何処にでもいるモブ - 面白くて、一気に読んじゃいました。更新楽しみに待ってます!頑張ってぐださい╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月20日 17時) (レス) id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご牛乳 | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2022年7月14日 1時

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