時の翼 15【鋼の錬金術師】 (ページ5)

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トン、ガシャ、ガシャッ

エドの手足の機械鎧が付け替えられた

今はカーテンの向こうでAが付け替えていた

「！！
軽っ！
こんなので強度大丈夫なのか？」

カーテンの向こうから聞こえるエドの声

それに答えるウィンリィ

「うん。
前のより、全体の強度は落ちるけど
要所要所は強化してあるよ」

エドは話を聞きながら

右腕の感触を確かめる為に、パンチを繰り返す

キュッ！

『...っ！』

「はい終わりー！」

Aは神経を繋ぐ時が

１番嫌いなので顔をしかめている

「大丈夫？A」

『.....はぁー....
...う...ん』

とりあえずは大丈夫なようだ

Aの場合は油断はできないので

念のためにタオルを額においてあげるウィンリィ

そしてAの身なりを整えた後

仕切りのカーテンを開けて

ウィンリィは工具の整理に取り掛かる

エドはAの寝てるベッドに腰をかけて

心配そうに診ていた

すると隣の部屋から、バッカニアが出てきた

「ん？
貴様、なんで牢を出ている」

「さぁね
これが国家錬金術師の力ってやつ？」

「ふん
今頃寒冷地用に換装か」

「そちらさんも？」

すると工具の整理をしていたウィンリィが

「はっ！」

と、バッカニアの機械鎧に目をむけた

「やはりこれがしっくりくる！」

キラーンと腕を構えて見せるバッカア

するともう一方でもキラキラと輝いている人がいた