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そんな２人を見て
次は後ろにいるウィンリィに声をかけるA
『行って、ウィンリィ』
「うん
ありがとう、A」
「おいっ！！」
エドがウィンリィの方へ、
Aを振り切って行こうとしたが
Aがエドの腕を掴んで、止めた
「なんでだよ！！！」
『大丈夫だから！！』
「大丈夫なわけあるか！！」
すると今度はマイルズがやってきた
「お嬢さん、離れていなさい」
『...っ！！』
エドにもアルにもマイルズにも止められて
腹が立ったのか、Aが怒鳴った
『ウィンリィの気持ちも
少しは分かってあげたらどうなの！！？』
「「っ！！」」
『ウィンリィ！
どうやら説明しなきゃ駄目みたいだよ』
「...話...させてください
ちゃんと向かい合って
話がしたいの」
「！」
『これでも止める？』
「......」
エドは黙ってしまった
『大丈夫
私が側にいるから』
そしてAはウィンリィの前に出て
スカーを見た
『私の幼馴染に...家族に...
手出したら、タダじゃおかないよ...！？』
Aはスカーに忠告し、ウィンリィの側に立った
ウィンリィは前に出る
「なんで...
父さんと母さんを殺したの...？」
「...何を言っても
言い訳にしかならん」
「俺がロックベルという
医者夫婦を殺したのも事実だ」
部屋には入ってきてはいないが
ドアの外からメイとマルコーが中を見ていた
スカーは右手を強く握りしめた
――――――――
ドッゴーン！！！
ある建物が爆発した
「何事だ！！？」
キンブリーがいる所からも分かったようだ
「連絡があったビルの方向です！！」
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