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大きな力が動いたような気がした
「「「『!!!』」」」
地下道で戦っているメイとスカーにも分かった様子
そしてどこかの山に登っていた
ホーエンハイムにも何かを感じ取った様子だった
エドは地面に手をついて眼を見開いていた
アルと目を合わせて
再び両手を合わせて地面に手をつく
パン!!
バシッ!!!
しかし何も起こらない
ただシ...ンとしているだけだ
『!!!』
Aも目を見開いて2人を見つめている
「「(錬金術が発動しない!?)」」
すると背後から2人はエンヴィーに押さえつけられる
「『エド!!アル!!』」
リンが走り出したがグラトニーに押さえつけられ
剣が中を周って地面に刺さった
グラトニーはその剣をムシャムシャと食べてしまった
『リン!!!』
「ぐ...あっ...!」
「あのヒゲ!
何をっ!!」
エドはエンヴィーの腕から逃れようと力を振り絞る
「なんで...なんで術が使えないんだ!?」
「くっ
はははははははは!!!!
ほーんとにこの下等動物共ときたら
大きな力を得た途端に浮かれやがって!
それがどんなものかも知らずに
今の繁栄が自分達の力だけで
成し遂げられたと思ってるのか?
滑稽だ!愚か者共め!」
「どう言う事だ!?
戻ってきたら教えるって約束だっただろうが!!」
エンヴィーは下にいるエドをニヤリとした笑みで見下げる
「はぁ!?
お前ら虫けらとした約束なんか
覚えてないなぁ」
「てんめぇ...!」
「喋りすぎだエンヴィー」
「はいはい...」
急にかしこまるエンヴィー
「素材としては悪く無さそうだな」
リンを見下げて男が言った
「?」
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