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「うぉぉぉぉぉぉ！！！」
「はぁぁぁぁぁぁぁ！！！」
カキン！キィン！カン！！
剣と剣がぶつかる音
『エド！！前！！』
「はっ！！」
スライサーは隙も見せずに襲い掛かってくる
エドはなんとか避けきる
そして...終盤に差し掛かり
エドとAはスライサーに向かう
「『はぁ――――っ！！！』」
エドは高く飛び上がり鎧の胴と顔を切り離す
Aは足を引っ掛け胴体のバランスを崩した
そしてまた胴体部分との戦闘が終わって...
「兄者...！」
「情けないが
我等の負けだ」
エドは恐る恐る足を伸ばして
鎧の腰から下の身体をつついてみる
「実は３人兄弟でした！
とか言わない？」
「「言わん 言わん」」
「小僧
さっさと我等を破壊するがいい」
エドは楽な体制をとり柱にもたれる
「人殺しはかんべんしろ」
「こんな我等の身体が人か？」
「...あんたらのことを
人じゃない認めちまったら
オレはオレの弟を人じゃないと
認めることになる
オレの弟は人間だ
あんたらも人間だ
だから...殺しは嫌だ
Aもきっとそう思ってる」
「ふん......
っはははははははは！！！」
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設定タグ：鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
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