【wrwrd!】ちょっと黙ろうか？【軍パロ】 (ページ2)

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【gr*side】

ノック音の後にガチャリと扉が開かれて入っ
てきたのは艶のある髪をなびかせた美少女。

細くスラリとした手足に肩辺りまでの綺麗な
白髪、深紅色の真っ直ぐな瞳…

「試験とは何をすれば合格なのですか？」

焦りも緊張もなくただひとつ彼女から汲み
取れた様子は…強者を心待ちする様子。

＿＿＿書類通り面白そうな子が来たゾ

gr「ああ、試験官とこれで戦闘してもらう」

"これ"といって差し出した物は本物の短剣。
試験官は幹部でも強いとされるトントンだ…

合図と同時に動き出して僅か一瞬でトントン
の首筋に短剣を宛がう彼女。

gr「ハハハハハッwwなかなかの腕だゾ」

tntn「ちょ、待って!?この子はやない!?」

今までの試験者の中でトントンとやりあえた
のはほんの一部の人のみだ…。

gr「気に入った！絶対幹部に入れるゾ！」

tntn「この子ゾムとやりあえるんちゃう？」

トントンの言葉にインカムでゾムを呼び出す

多分戦闘狂のゾムのことだから二分程度すれ
ばここまで来るであろう…。

zm「どしたん？急に呼び出したりして…」

多分呼び出された理由が分かっていたのであ
ろうゾムは試験者を見ると固まってしまった

その表情からは女と闘うんか？という気持ち
がヒシヒシと伝わってくる。

zm「トントンはこの子にやられたん？」

「そーだよ？女だからって嘗めないでよね」

合図開始と同時に動きだしトントンと同様に
一瞬で腹に短剣の柄を当てられる。

その動きは速すぎてよく見えなかった…。