分からない未来より、知ってる過去へ＿口裂け女の壁＿ ページ6
『ねぇ…私って、要らない存在？』
ーーーーーーーーーーーー
有山 千富
種族 口裂け女
「もー無理。先生殺したい」
緑「うわ物騒。だから彼氏居ない歴=年齢なんだよ」
「私にはどりみーが居るので彼氏なんていりません」
緑「やめろ」
ふわふわ浮きながら私の後ろを着いてくるこの鳥？カラス？の名前は緑色、通常どりみー
背中に大きな羽をつけたイケメンである。大好き()
今は担任に頼まれたプリントを職員室に運んでる途中
どりみーなんで手伝ってくれないの…
緑「遅い」
「重いのー。手伝ってよ」
緑「なーに？このプリント。…成績表？…白玉めっちゃ下じゃん」
背中から羽を4.5枚飛ばして下の方のプリントを奪うどりみー
どうやらそれは私の成績が書いてあるやつらしい
「はい？悪くないでしょ」
緑「良くもなくない？」
「なにそれ酷い」
階段がある辺りまで来たときに、下に女の子が居るのが見えた
何やってるんだろ…告白？
そっと聞き耳をたててみる
『私の口…見た？
……見てない、そっか。ううん、平気だよ！ごめんね、急に
…排除確定。三人目か…』
おや？
結構アブナイ話？
『リプレイ』
あの女の子がリプレイと呟いた瞬間、階段に赤い物が飛び散った
と、思えば階段の下に居た二人は居なくなってる
「……ナニコレ珍百景なんですが…」
しかし私が驚いたのはそこじゃない
既に気の抜けた脱け殻と化していたあの男の子が後ろを歩いていったこと
さっきのリプレイと言った女の子が普通に職員室から出てきたこと
……どういうこと？
うんうん唸っているとひとつの考えに辿り着く
「…リプレイ、って…時間を戻す、ってこと？」
と、いうこと
リプレイで過去に戻る、とかなら今のも納得だし…
「てか、どりみー居なくなってる…」
ま、良いか。家に帰れば居るし
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白玉(プロフ) - ドロップ*きゃんでぃさん» よかったー。ありがとうございます！ (2019年6月9日 17時) (
レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
ドロップ*きゃんでぃ(プロフ) - 白玉さん» 私は生きてますよー！うきさんの事は【https://uranai.nosv.org/u.php/hp/wrwrrunei4/】こちらから見てもらえると。 (2019年6月9日 17時) (レス) id: ca05edce76 (このIDを非表示/違反報告)
雪の結晶(プロフ) - 生きてまーす(･ω･)ﾉｼ (2019年6月9日 16時) (レス) id: fa272da316 (このIDを非表示/違反報告)
白玉(プロフ) - 生きてますかー？ ちなみに垢変えましたー (2019年6月9日 16時) (レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
兎危@子兎 - ドロップ*きゃんでぃさん» 無理矢理になってしまった…ちゃんと話がわかればいいんですけど…。よかったです…！あははっ！私なんて今日休む未来しかないですよね！(ごっほごっほ) (2019年4月10日 7時) (レス) id: 029d2a2f18 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
