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3， ーthreeー ページ5
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圭介が居なくなってから1ヶ月経っても私は立ち直ることが出来なかった
家族も同級生もそんな私を同情の目で見る
それが堪らなくイヤだった
だけど、そんなある日今までそっとしておいてくれたお母さんが部屋に入って来た
『、、勝手に入ってこないでよ』
「、、A、そろそろ立ち直ろうよ、皆心配してるよ、、？」
その時、私の中で何かがプツッと切れた
『お母さんに何が分かるのッ!?もう放っておいて!!!!』
「A、、圭介君はとっても心の優しい子だったわ、だからAがそんな調子でずっといると圭介君も悲しむんじゃないかしら、、」
八つ当たりをして怒鳴る私をお母さんはぎゅっと抱きしめて諭すようにそう言った
圭介はもう元カレだ
私のことなんて心配なんてしてないだろう
でも、お母さんのその言葉は私の心を暖めてくれた
そろそろちゃんとしなきゃ、、心配してくれる人が私にはいるんだから
『、、、、っ、、うん、ありがと、、お母さん』
それからは毎日少しずつ学校に通えるようになった
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作者名：乃々花 | 作成日時：2021年11月25日 20時
