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そして昼休み。
食堂の一角、そこで一人はオムライスを頬張り一人は幸せそうにパンを口に詰め込み、一人はその様子を無表情で眺めながらパンを齧り、あとの二人は苦笑いしつつ弁当を食べていた。
「ホントありがとう!!いや〜マジで助かった!」
「煩い。分かったから静かに食え。喉に詰まらせるぞ。」
「圭は塩対応で毒舌なのに優しいよなぁ〜」
「なぁ〜」
96猫と天月は気持ち悪いくらいニヤニヤしてる。
いかにもからかいたいって顔だ。
……もういいや、突っ込みは放棄しよう。
「あ、そうだ!今度さ、この5人で遊び行こーよ。」
Souが唐突にそんな事を言い出す。
「ええで〜」
「いいねいいね、行こう!」
「誰かと出かけるってなんか久々!」
これもう断れないやつだな。
まぁ…たまにはいいか。
「…で、どこ行くの。」
「うーん……映画とかどう?」
「今何やってるっけ。」
「ちょっと待って、調べる。」
調べてるうちに昼休みが終わった。←
結局街歩きながら気になったところに行こうってなった。
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作者名:ふゆち | 作成日時:2021年3月27日 2時