episode 10 【柳田将洋】 ページ12
私が初めて柳田先輩を見たのはコートの上だった。
柳田先輩の打ったスパイクは綺麗に宙を駆け抜けて相手のコートへ落ちていった。
「…っ」
その瞬間、ストンと何かが私の中に落ちてきたんだ。
.
友達「A!!春高バレーみに行こうよ!」
「えー?」
友達「お願い!!」
「んーまあいいよ。いこっか」
友達「やったー!!楽しみだね!!」
私と友達は共に東洋高校に通っている。
友達は女子バレー部で、勉強になるからと私を誘ったそうだ。
私はバスケ部だったがその日はオフで特に断る理由もなかったので一緒に観に行くことになった。
友人に誘われた時、まさか私の世界をぐるりと変えるなんて思ってもみなかった。
春の高校バレー大会当日。
友達「ねえねえっ!あの先輩かっこよくない?」
そう言って友人が指差したのは同じ高校のやけに前髪を気にして触る人だった
「そう?前髪触りすぎじゃない?(笑)」
友達「えー!(笑)」
友達と雑談していると試合が始まった。
どうやら私たちが見ているのは決勝大会のようで、始まる前からとても白熱している。
試合が始まってしばらくした時、
実況「エース柳田ァァァアアア!!
ここでサービスエースです!やりますねぇ」
「…っ!?」
初めて見たジャンプサーブに心を打たれた。
綺麗に相手のコートへ入っていくボール。
まるで吸い込まれているようだった。
「なにあれ…」
胸の高鳴りが止まらない。初めて感じるこんな思い。
それからはもう柳田先輩の姿が目に焼き付いて離れなかった。
友達「いやぁすごかったね!」
「本当にすごかった…」
その後語り合った後解散した。
いつまでたってもあの胸の高鳴りが治らない。
これがなんの気持ちなのか私にはまだわからなかった。
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黒猫ちゃん(プロフ) - リクエストしたお話書いて下さりありがとうございました(o_ _)o藤井さんほんとにかわいいです!!また、リクエストなんですが関田さんと藤井さんが主人公を奪い合う?みたいな三角関係?が見てみたいです…無理なら大丈夫です!よろしくお願いします(o_ _)o (2019年12月2日 22時) (レス) id: ea9557364c (このIDを非表示/違反報告)
初瀬(プロフ) - しゅりめるさん» 閲覧ありがとうございます!楽しんでいただけてるのなら嬉しいです(о´∀`о)関田さんで甘々ですね。また書きますのでお待ちください(о´∀`о)コメントありがとうございます! (2019年12月2日 8時) (レス) id: 0aed718bf2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅりめる(プロフ) - こんばんは!毎回楽しみに見ています!リクエストなんですが関田さんで甘々ってできますか?お時間がありましたらよろしくおねがいします! (2019年11月26日 0時) (レス) id: abe3ed74ec (このIDを非表示/違反報告)
初瀬(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます(*´ー`*)キュンキュンしていただけたなら嬉しいです!久原くん良いですよね。私も大好きです(*´ー`*)コメントありがとうございます (2019年11月23日 7時) (レス) id: 0aed718bf2 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - どのお話もキャラが出ててキュンキュンしました!特に久原さんがよかったのでまた機会があれば書いていただけると嬉しいですよろしくお願いします (2019年11月21日 20時) (レス) id: fc582de549 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:初瀬 | 作成日時:2019年10月12日 17時