全日本男子達のコイワズライ【*Short story】

episode 9 【小野寺太志】 ページ11

なんかちょっと意地悪したくなって…

ふに…


小野寺くんのほっぺたをつまんでみた。



『え…？(笑)』


「ごめん…なんか触りたくなって…小野寺くんのほっぺやわらかいね。ふにふに〜」


『いきなり何なの…』


「いや、なんか好きだなぁって…ー 」


突然言ったのがいけなかったのか、

お顔が真っ赤な小野寺くん。


「小野寺くん。お顔がタコさんですよ。」



『もぅ…ねえ、不意打ちはずるいって』


そう言ってスマホを置いて、、、


『俺の方がAのこと好きだからっ』



小野寺くんはそう言って私をぎゅーっと強く抱きしめてきた。



少し苦しいけど、鼻腔をかすめる小野寺くんの匂いにどきっとした。


同じシャンプー、ボディソープ使ってるのに小野寺くんの匂いは絶対変わらない。



「あのね…私小野寺くんの匂い好きなんだ…」


まって、一歩間違えれば変態じゃん！これ…



『え、俺？匂いするかな…無臭じゃない？」


「なんかね、小野寺太志です！って感じの匂いがするの。(笑)


私大好き！この匂い、だからこれからも毎日ぎゅってしてね？」


『あーもーくそっ可愛すぎなんだけど。


毎日じゃなくてもう毎分してやるよ！」


((「スマホに勝った」))
((『え？スマホと勝負してたの？(笑)』))
((「邪魔したらダメだってわかってるんだけどつい…ごめんね？」))
((『本当に真剣な時は家では見ないからいいよ、ちょっかいかけてきても…(笑)』))
((「うぅ…っ私の彼氏今日も最高にかっこいい、すき！」))
((『はいはい…』))
そう言った小野寺くんの笑顔は最強に可愛かった。




小野寺太志×ほのぼの×かまちょ

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