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A「ジェイド先輩?!」
起き上がろうとするが両手首を頭の上で抑えられてしまい動けない。
ジェ「Aさん、さっきの顔は反則ですよ。危うく僕の理性が飛びそうになりました。」
ニコッ笑う顔は大好きな企み顔。
理性と聞いて顔が赤くなるのがわかる。
ジェ「ああ、たまらないですね。もっとあなたをください。」
顔が近づきキスされると思ったAは目を閉じてそれを待つ。
ジェイドはAの耳にそっと、
ジェ「愛していますよ・・。」
A「!!」
思わず目を開けると同時に降ってくるキス。
決して優しくない、噛み付くようなキス。
激しく求め合う2人の唇。
キスに集中していると、ジェイドの手がAのふとももを撫でながらスカートの中に侵入してくる。
Aの体が思わずビクンッと跳ねた。
ジェイドの手はそこで離され、銀色の糸を引きながら唇も離れる。
ジェ「ふふ、食べられると思いましたか?」
A「////////」
恥ずかしすぎて声が出ない。
ジェ「ここでそのまま食べてしまってもいいのですが・・・。誰かがずっと扉の向こうにいるみたいでして。」
A「・・・へ?」
Aは解かれた腕をつかって起き上がると、恐る恐る扉のほうを見る。
なにやら外が騒がしいと思うと扉が開く。
フ「え〜、ばれてたの〜?」
A「!!!!!!!!!!!!」
扉から入ってきたのは、フロイド、アズール、ユウだった。
ユ「Aちゃんごめんね!その・・・心配で様子見に来たらっていうか・・・べ、べつに盗み聞きするつもりはなくて。」
ユウの顔は照れているのか赤かった。
ア「他所の寮でなんてことしようとしてるんですか、あなたたちは・・・。」
呆れかえっているアズール。
A「い、いつからそこに・・・。」
恐る恐る口を開く。
フ「いつって最初っからだけど?(ニヤッ)」
ア「ジェイドもわかっていてやっていたでしょう、ほんと趣味悪いですね。」
ニコニコしながらベットから降りるジェイド。
ジェ「さて、なんのことでしょう。」
確信犯
頭から湯気がでそうなほど真っ赤になる顔と火照る体。
ジェ「Aさん、大丈夫で・・」
A「いやあああああああああああ!!」
Aの悲鳴によってジェイドの言葉は遮られる。
A「みんな出てってください!!!」
ベット脇の机に置いてあったマジカルペンを掴むと、みんなに向かって風の魔法を放った。
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ウーチ(プロフ) - ゆいさん» ゆい様コメントありがとうございます!リクエストなどありましたら是非お願いします(≧∇≦)! (2021年1月5日 10時) (レス) id: 6f4dbe5d05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 番外編作って欲しいです! (2021年1月4日 19時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うーさー | 作成日時:2020年11月14日 9時