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Aの手からスマホを取ると勝手に操作をし始めるケイト。
ケ「はい、ありがと〜。連絡するから今度俺とも遊んでね！ばいば〜い」
スマホを返して去っていくケイト。
返されたスマホを見ると『ケイト・ダイアモンド』の名前が連絡先に追加されていた。
A「なんだったんだ・・・・。」
ボソッと呟いた言葉は誰の耳にも届かない。
―――
授業初日
クラスは１年Ａ組になった。
学校というものに初めて通うA。
半日が終わるころにはクラスの仲良しグループはできあがり、周りに馴染めないAは１人食堂へ向かう。
A「(授業まったくわからなかった・・。少しづつ追いつかないと。)」
早く昼食を終わらせて勉強しようと思ったAは、ご飯をあまりとらず空いていた席に座る。
A「はあ。」
リ「溜息なんてついてどうしたんだい？」
Aを見つけたリドルが隣に座ってきた。
A「！寮長お疲れ様です。座ったまますいません。」
リ「いいんだよ、それよりため息なんてついてなにかあったのかい？」
２人はご飯を食べながら合間合間で会話をする。
A「初日の授業に少し疲れただけです。ご心配おかけして申し訳ありません、寮長。」
リ「慣れるまでの辛抱だね。今日はこれを渡そうと思って来たんだ。」
ポケットからコンパクトな手帳を取り出すとAに渡す。
Aは手帳を受け取るとパラパラと中を確認した。
リ「ハートの女王の法則手帳だよ。副寮長を目指すならすべて覚えられて当然だろう？もちろん勉学も大事だ、そっちを優先してくれて構わない。時間はたっぷりあるからね。」
A「両立できるよう努力します。」
リ「君ならできると信じているよ。」
眩しいくらい笑顔がかわいい寮長。
ご飯を食べ終わり手帳を最初から読んでいると。
フ「あ〜、金魚ちゃんだ〜。」
長身の男子がリドルのもとへやってきた。
リ「ぐ、フロイド・・・。」
あからさまに嫌そうな顔をした寮長を見たAは、
A「私はお先に失礼します。手帳ありがとうございました寮長。」
食べ終わった食器をもってその場を去る。
フ「あれ〜、なんでうちの学校に女の子がいんの？」
去っていくAの後ろ姿を目で追いながら聞く。
リ「入学式で騒ぎを起こした女子と別でもう１人一般で女子が入学したって聞いてないのか？」
フ「あ〜、確かアズールがそんな感じなこと言ってたような気がする。」
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ウーチ(プロフ) - ゆいさん» ゆい様コメントありがとうございます！リクエストなどありましたら是非お願いします(≧∇≦)！ (2021年1月5日 10時) (
レス) id: 6f4dbe5d05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 番外編作って欲しいです！ (2021年1月4日 19時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーさー | 作成日時：2020年11月14日 9時
