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A「正当防衛と言ったでしょう。肉弾戦であんたらに勝てるわけがない。」
モ「ちくってやるからな！」
A「ちくったところで何になるのか。あんたらと私では上からの信頼度が違う。ましてやこの状況、そっちから仕掛けてきたのはすぐわかる。私があんたらと喧嘩する意味なんてないからね。こういうとき物を言うのは日ごろの行い・・・なんですよ？勉強になりましたか？」
掴んでた髪を離すと、ドサッとその場に倒れるモブ。
ガラガラ
Aはバッと扉から現れた人物を見る。
ジェ「終わりましたか？・・・・Aさん？」
まるで静かになるのを外で待っていたかのようにタイミングよく入ってくるジェイド。
そこにはあちらこちらに倒れるモブ達と、Aの足元に倒れるモブそして・・・
いつものAの姿はなく、
蛍光に光る緑の目にドラゴンのようなするどい瞳孔。
顔のところどころには魚の鱗のような物が浮き出ていて、
耳は尖り、八重歯は鋭く手袋を突き破る長い爪。
Aは咄嗟にうずくまって顔を隠す。
A「・・・見えちゃいましたか？」
ジェ「ええ、しっかりと・・・。」
フ「ジェイド〜〜！」
遠くから走ってくるフロイド、リドル、トレイ。
ジェイドは上着を脱ぎAに被せ、顔が見られないように自分のほうに抱き寄せた。
リ「これは、なにがあったんだい？！」
現場を見たリドルは驚きを隠せない。
フ「ん〜、メダカちゃん集団捕獲ってとこ？」
ジェ「そんなとこでしょうね。僕はAさんを保健室に連れていきますので、あとお願いします。」
ト「ああ、頼んだ。すまないな・・。」
ジェ「Aさん立てますか？」
A「・・・・。」
何も言葉を発しないA。
ジェ「しょうがない子ですね。ちょっと失礼しますよ。」
微動だにしないAをお姫様だっこでもちあげる。
Aはジェイドの胸に顔をうずめた。
フ「うっわ、うちの寮生いんだけど。起きたら絞めよ。」
なんてフロイドの声を聞きながら保健室へ向かった。
途中周りからの視線が痛かったけど、気にしてる場合でもなかった。
ジェ「大丈夫ですか？」
保健室のベッドにAを座らせる。
A「ありがとうございました、もう大丈夫なので授業行ってください。あと上着返します。」
ベッドに座り顔が見えないようにうずくまると、上着をジェイドに返す。
ジェ「昔からなんですか、それは。」
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ウーチ(プロフ) - ゆいさん» ゆい様コメントありがとうございます！リクエストなどありましたら是非お願いします(≧∇≦)！ (2021年1月5日 10時) (
レス) id: 6f4dbe5d05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 番外編作って欲しいです！ (2021年1月4日 19時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーさー | 作成日時：2020年11月14日 9時
