【CS】伊吹チグサ【終末戦記】 (ページ4)

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【性格(続き)】

ちょっと自己中心的で、話をしている時も自分が理解していればいいやというスタンスの時が多々ある。ふわふわとした抽象的な表現で話す時があるので、伝えたいことが上手く伝わらないことがある。そこで伝わらないと、気分屋なためにすぐに面倒くさ〜と思い説明するのを止めてしまう。1度めんどくさいと思ってしまうともうやる気がなくなってしまうダメ人間。

フレンドリーで人懐っこそうな雰囲気を纏っているが、実際は別に仲良くなってくれなくても基本的に問題ないと思っている。相手に嫌われてもあまり気にしない。人が笑ってくれればそれでいい、自分に対しての好意は不必要だと思っている。一方的な好意と愛情を送りたい。

嫌われても構わないスタンスの彼だが、本当に彼が好き(男女関係なく)な相手がいなくなるのは寂しくて仕方ないという面倒くさすぎるタイプ。そんなに仲良くもなく、他人と変わらないような人には、好意は送るが、相手から好意を持たれたいなどの欲も何もない。しかし、少し付き合いが長かったり、仕事などで関わってきた友人、家族だったりすると、少しだけほんの少しだけでいいから好意を持っていて欲しいと思ってしまう。一方的な愛情や好意から見返りを求めるようになってしまう。傍から見れば人間味があるところだが、彼本人はその性質を"気持ち悪い"と思っている。
その好きな相手がいなくなってしまうのが怖くて怖くて仕方ない。本当は誰よりも臆病な弱虫。いつも笑っているせいで悲しみを感じられない可哀想な人なのかと思われることがあるが、そんなことは無い。大切な人がいなくなってしまうのは本当は悲しくて辛くて仕方がない、人間味のあるところとないところが共存している。

自分が弱いことを隠すためにおちゃらけたバカをしていることに彼自身は全く気付いていない。むしろ、自分はメンタルが強いと自負しており、大概のことでは挫けない性格などと思っている。勘違いも甚だしい。自身の弱い所を人に見せることが怖いから人前で泣けないし、人に助けてと縋ることも出来ない。自立しているといわれればそうなのかもしれないが、実際は、誰かに居なくならないでと縋る子供のような面が強い。彼の弱いところを見て嫌われるのが、離れていってしまうのが怖いから。こうした人間味のあるところも本人は気持ち悪いと感じてしまうので、本当の性格を無意識に排除して、このおちゃらけたバカな性格を元からの素の性格だと思いこんでいる。

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